FF14のバトルシステムの問題点を挙げる、というところで言うのであれば、個人的に思うところは、属性やらランダム性やらそういう細かい部分ではなく、操作が忙しすぎてバトル中にチャット会話が出来ない、というのが大きいと思うんですよね。
FF11の時代に3時間とかの単調なレベル上げに耐えれたのに今のFF14のIDアタックのたかだか20分が長く感じる、これが最も大きく起因すると思います。

この欠点は、Skypeなど音声チャットを使用すれば、解決される問題でもあるので、音声チャットで楽しんでいる人と音声チャットを使わない(苦手)人でゲーム体験がかなり大きく変わるのはあると思います。
IDアタックの一期一会が楽しみにくいのもそもそもバトルしながら初めて会う人と会話が困難なところだと思います。

そういう意味でFF14の今のゲーム体験は大きく変えるとすれば、細かいシステム調整よりも(賛否は勿論あるでしょうが)苦手な人がやってもいいと思えるほどの、高性能なボイスチェンジャー&ノイズカッターを備えたボイスチャットの標準装備だと思うんですよね。
バトル中の円滑な会話があると戦闘についての話し合い、交流も出来ますし、教えやすいですし、事前に調べてこい予習してこい、という要素も薄れ、冒険感というのが生まれるのかな、と思います。

FF11の優れたところは、一期一会のパーティレベル上げであっても教えられ、教え、育成し、育成される、という交流が容易であったことだと思います。
FF11のバトルで楽しい思い出があり、FF14のバトルで違和感を感じる人の少なくない数が、このバトルしながらの会話が可能かどうか、という部分が大きいのではないかと思います。