11に関しては元々オフピーク目的だったと記憶しています。
つまり日本と北米と欧州ではプライムタイムが異なるのでサーバ資源の有効利用が図れる的な奴です。
結果で言えば大失敗で、言葉の問題がゲーム性を大幅に毀損してしまったわけですが。

14に関してはプライムタイムの分散という目的は特になく、むしろ各サーバごとにプライムタイムは集中を前提としています。
言語は混在ですが、これはマッチングを早くするというより単に2言語話せる人が両方と遊べていいじゃないか程度のことだと思われます。
マッチングの早さだけが問題であれば、むしろ言語別で集めた方が1グループに同言語の人を多く詰め込める分だけ有利になりますし。

FF14は基本的に打ち合わせやアドバイスを必要とするゲーム設計であり、サーバ内では混在でもPTは共通1言語一致でマッチするような設計になっており、またそもそも言語設定というものが存在すること自体から考えても、少なくとも開発当初の設計としては「11の反省に立って各PTは言葉が通じるものが組まれるようにしよう」という作りです。
まあ正直なところエレメンタル総人口の1割近くが一斉に言語設定に虚偽を入力してくるといった事態は想像もしていなかったでしょう。その想定をしてたら最初から言語設定なんて機能作りませんって。
今となっては、サポートの支離滅裂な回答から見てももう開発と運営とサポートで認識合わせすらできてなさそうというか、「頑張ろうとしたけど結局11と同じになったよ、もうどうにでもなーれ」みたいな投げやり感すらあります……。

あとこの問題を文化的なものだとか人種的なものだとか思ってる人もいるようですが、違います。
これは純粋に「言葉が通じないと、困る」という技術的な問題です。
他国の人は傍若無人で日本人は他人を気遣うみたいなレベルの話ではなく、言葉が通じなきゃそうなるという普遍的な話です。日本人にだって旅の恥は掻き捨てなんて言葉があるんです。