FF14にて、一番面白かったのは「知らない事をする時」でしたね。
それら全てが「視えて」きて、減点方式の戦闘システムと周回ゲーだと完全に理解した時、惰性でフレンドと遊ぶゲームになりました。
良く言うモンハンとの対比で言うならば、モンハンの良さは「マルチでも1人の超級プレイヤーで勝てる」事が言えると思います。
超級プレイヤー数人で勝てるバランスは、コンテンツに不慣れな人がじっくり遊んで覚える事が出来る「幅」をもたらしてくれます。
この「幅」が物凄い重要なんですが、それは後述。

FF14における問題は「クリア者(知ってる人)の中に、初見者が混ざると勝てない」事です。
そしてそれ(初見者がマズイの)は、バハムートだけならまだしも、ワイワイが売りのシルクスですら全滅に近い状況を引き起こします。
そんな状況の中で初見タンクが来たら、クリア者は「まじかよ…」となるのは、必然です。
そこで「まあ初見がいても皆でカバーすれば、そんな手間取る事もないし」程度の難易度だったならば、どうでしょうか?
例えは、竜騎士が薄盾をギリこなせたり(ただしヘイト維持は超大変などの枷は付ける)、召喚士のフィジクの回復量が学者の2/3くらいあったりすれば、若干の手間こそ増えますが、他のロール分のカバーが可能になり、もっと手軽に楽しく遊べるのではないでしょうか?
今のIL入場制限をキツくすれば、フィルターにもなります。
バハムートは最難関コンテンツなので、今のまま。超える力も無しで。
ILの自然上昇による緩和のみ。ここは要練習でクリアという難易度を維持。

これが本来あるべき遊びの「幅」であり、全てが無駄にシビアな現状は歓迎できないと思います。

ゾディアックにしてもそうですが、マゾくても「手軽に遊べる」要素があるモノが欲しい。
湧かないフェイト、シャキらないIDを軸に据えるのではなく、全てが倍でもいいから待ち時間に左右されずマイペースに出来るコンテンツが望まれていたはずです。

現状のコンテンツは、どれをやってもギスギスし、メリハリが全くないです。
人数も自身のスキルレベルも選ばないで緩々遊べるコンテンツから、バハムートのように本気中の本気(実装当初くらいの難易度)の8人で一切の妥協なく挑むコンテンツまで、幅を出してキッチリ分けて実装してもえたらと思います。