昔に参加したとある勉強会で、リアリティについて触れたのを思い出しましたが、
そこではゲームにおけるリアリティを指して、単純に表現がリアルっぽいとかそう言うのではなく
「ゲームプレイを取り巻く様々な事象を、プレイヤーに納得してもらう為の仕掛け」
と言う意味合いで定義付けていました。(ですので自分もそのていでお話しさせて頂きます)

このスレで挙がった例で言うと、
 ・ローグライクゲームの空腹度⇒事実上のターン制限(アイテムによる回復は可能)
 ・一般的なRPGのHP・MP回復など⇒限りある回復リソースやMPをやりくりし、目的地にたどり着く遊び
といった感じで、遊ばせ方を見据えた上で説得力を持たせる為の土台を
キチンと作っている良い例だと思います。
いわば、プレイヤーをゲーム世界に自然に引き込む為のスパイス的な要素ですね。

逆にいくらリアルに即した表現をゲームにぶち込んでも、
プレイする人間にそれを納得してもらえる為の材料が無ければ
それはリアリティでも何でもなく、単なる「枷」でしかないでしょう。
少なくとも自分は、「どういう遊びをしたいのか・させたいのか」を他人に明確にプレゼン出来るようにしてから、
その次にリアリティのなんたるかを語るべきと考えます。

リアリティと言う単語がこのスレで独り歩きしているように見えてしまったので、
何となく吐き出したくなりました。気分を害されたなら申し訳ない。
取りあえずはエウレカがどんな新風を吹き込んでくれるか、楽しみに待ちたいと思います。