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  1. #11
    Player
    kakelu's Avatar
    Join Date
    Sep 2011
    Posts
    717
    Character
    Eucleas Fairfield
    World
    Tiamat
    Main Class
    Dragoon Lv 100
    食の試練に関しては他にも色々引っかかる点が多くて、急に2人までしか秘石を与えないという条件が増えたお陰で
    ・どちらも正しく料理を再現できた場合はどうするのか
    ・地元民であるバクージャジャが料理の事を知らないのはおかしい
    ・ゾラージャがグルージャジャから歴史を学ぶ機会が無かったのか
    という読者が思い浮かぶであろう疑問に答えられるだけの説明がなく、程よくライバルを対象から外すためのシナリオ都合が見えてしまっているのが気になりました
    最終的に先代の理王が作った試練だったと分かると、余計に理に聡き王が作る試練としては手落ちすぎないか?と読む方の感情としてはなってしまいます

    バクージャジャに関しては歴史を重んじてマムークから移住しない民の中の1人ですし、そんな人達が歴史上で重要な出来事を忘れたり知らないのはどうかもありますし
    そもそも隣のシュバラール族の集落では今でも普通に食べてるものですので、見た事ない聞いた事もないというのも変です
    ジャティーカバナナはマムークの数少ない特産品ですし、それを使った料理を知らない筈がないのでは?と
    ゾラージャに関しては勇連隊として各地を巡る機会もあり、部下に双方の集落の出身者がいてもおかしくないですし
    王宮で出る食事に歴史に関わる重要な料理を記念の日などに出す事もないのか?となってしまうので存在自体を知らないというのは無理がありそうです

    勝った方にしか与えないという文言一つでこれだけの疑問が出てしまいますので、その設定を使うのであればそれ相応の理由が必要だったと思います
    どうしてもここで候補者を減らす必要があるなら、その都合を見せないように
    「この料理の真の意味を理解できた者だけに秘石を与える」という、数に制限がある事をぼかした表現の方がまだ良かったのではないかと思います
    これがヴァリガルマンダの力を利用して封印しようと考えつく聡き王が考える事なのか?という、先代理王というキャラの格を下げるものになってしまっているのもまた辛いところです

    そしてこの設定がある事により、確定で敗者が生まれるという上での煽り行為だったのでますます不快感が上がってしまう事になりました
    PvPで倒れている人の上でジャンプしてるのと同じ位の不快感を読者に持たせてしまったので、相対的にキャラへのヘイト感情が増してしまった
    それが敵側じゃなくて味方側がやる上に誰も止めない、この一連の表現は本当に良くなかったと思います
    もっというならグルージャジャが外つ国の脅威の可能性について過去語ったのを聞いて、ウクラマトに
    「そうか、だから兄さんは国を守ろうとしてそういう考えになったんだな」という台詞を入れておけば
    ウクラマトはゾラージャを知ろうともしなかったという評価は避けれたのでは?とも思います

    たかが台詞一つですが、それが読者の疑念や設定矛盾やキャラへの評価に繋がってしまうので
    この表現を読者が見てどう思うか?これはキャラに対しての評価に繋がるものとしてどうか客観的な視野や評価を入れて細部までこだわって欲しいなと思いますね
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    Last edited by kakelu; 11-21-2024 at 12:41 PM.