Quote Originally Posted by Lily-F View Post
(前略)
そのうち、どれが攻撃寄りのヒーラーに該当するのでしょうか。また、そのジョブ(クラス)の立ち位置、周りからの評価、代表的なスキルを2~3つ教えてくださると提案の幅が広がり、助かります。
 他のゲームのことを詳しく説明するのも何ですが、この質問への回答が間違ってる気がしてならないので答えておきますね。

 攻撃寄りのヒーラーは最新レイドの最高難易度の統計を見る限り、パラディン、モンク、プリースト(の2つあるうちの1つ、Discipline)です。パラディン、モンクはそれ以外の4~5倍のDPSがあり、Discプリーストはさらにその4~5倍程度のDPSが出ています。この中でバリア型からDPSヒーラーになったのはDiscプリーストです。

 Discプリーストは単体バリアスキルやクリティカルすると回復量が増えるのではなく同量のバリアが張られる特性、masteryというサブステータスを上げるとバリア量が増える特性などによりバリアヒーラーとして特徴付けられていましたが、バリアは他のヒーラーの仕事を奪うということで弱体化され、攻撃寄りのヒーラーに変更されました。
 攻撃寄りというのはどういうことかというと、回復魔法などを使うと対象にatonementというバフがつき、その状態で攻撃を行うとダメージに応じてatonementがついている味方全員にヒールが飛ぶという仕組みがあるのです。つまり、DPSがヒールに直結している攻防一体のヒーラーになっています。
 面白いのはHOTがなくDOTがその代わりになっていたり、バーストヒールをしたい時には攻撃用のスキルを使ったりすることでしょうか。またAOEヒールスキルもありますが、どちらかと言えばそれ自体でヒールするよりも複数人に一気にatonementをつけるために使います。欠点はヒールに準備が必要なこと(atonement→攻撃という手順を踏む必要がある)、敵がいなければ回復量が低いことです(ボスがターゲット不能、あるいは無敵の間に大ダメージを受けるような状況は相性が悪いということになります)。