Quote Originally Posted by gon View Post
ネクシャリスト目指して強くなるようなシステムなので
「他からの借り物」、というより「自分のスキル」という認識があるのではないかと。
そのネクシャリストというか、クラスアイデンティティを否定するゲームデザインで、果たして人を呼び寄せることはできるでしょうか? どう考えても売り上げにつながらないゲーム設計だと思うのですよね。

FF11の歴史を見てきた経験からいうと、新ジョブ追加というのはすごい起爆剤です。四亀でもGameWatchでも、ジョブ追加となると特集組んでくれます。みんなの関心がそこに注がれるからです。


召喚士が追加されたときの、ジョブ取得クエのアイテム(カーバンクルの紅玉)を求めた阿鼻叫喚地獄はいまだに忘れられません。それだけにフレと一緒にたこ焼き(mob)を狩りまくって紅玉を手に入れたときの感動は、自分の中ではFF11のゲーム体験の頂点の一つです。

「ジョブ」というラベリングは絶対に必要だと思います。一般にネーミングというものの持つ効果もそうです。MS1、MS2、MS3……じゃなくて、ガンダム、ザク、グフ……と名前を付けるから、人の思い入れも何倍にも膨らむわけじゃないですか。

剣術士、槍術士、斧術士より、ナイト、竜騎士、バーサーカーとしたほうが、カジュアルユーザーの食いつきは絶対にいいはずです。中身(能力)は同じでも、どうそれをラッピングして売り込むか、という視点は開発者は絶えず持ち続けなければいけないと思います。