リテイナー街もFF11式競売所も、多少売買方法に違いはありますが、売買の仕組み自体にはそんなに本質的な相違はないと思います。一番問題なのは「手順の多さ」ですね。特に売る時が大変。例えば、

リテイナー街:
リテイナー街の前に行く→入る→リテイナーの呼び出し→アイテム移動→バザー(出品)設定→街を出る

競売所:
競売所の前にいく→出品設定

のように、競売所ならすぐすむ出品設定が、リテイナー街だと手順が多すぎるのです。これだけ手順が多いと、高額出品なら手間暇惜しまないかもしれませんが、単価の安いもの(ハナアブ、ラットの尾、調理素材等)なんか、出品する気が起きません。

ところがそうしたアイテムが貴重な釣り餌だったり、調理に欠かせない素材だったりすることもしばしばで、買い手がほしいと思ってもバザーになかったり、あってもボッタクリ値段だったりするわけです。

こうして、売り手も買い手もとにかく不便なのが現状のリテイナー街なわけで、リテイナー街の前で中に入らず、売買ができるようにするか、それが無理なら、競売所を設置してどちらを好むかプレイヤーに選択させるべきです。