パッチ2.1で追加されたコンテンツを一通りクリアし遊び終えた上での感想です。

極蛮神、アルテマ、ID。
とてもやり応えがありクリアした時の達成感も素晴らしかったです。
ただその殆どが、ミスひとつで全滅に繋がるような難易度だったのが残念です。
DPSが死に、敵に与えるダメージが一時的に落ちれば時限爆弾のようなギミックによりパーティは強制的に全滅。
ヒーラーが生きていても蘇生して立て直すことさえ許されない。
例えギミックを熟知した上で挑戦してもタイムラグや1秒の操作の遅れが全滅に繋がるバランス。

もはやRPGではなくアクションゲームのような反射神経が要求され、ワンミスで始めからやり直しになるシビアさは初期のファミコンゲームのよう。
他の7人がうまく動けていても自分がミスをすれば全滅。
自分がうまく動けても他の誰かがミスをして全滅。
敵の攻撃に何度も当たって死ぬパーティメンバーに憤りを感じ、どす黒い感情が沸いてくることもありました。

しかしユーザーの誰がファイナルファンタジーでこんな3Dアクションゲームをやらされると想像したでしょう。
ヘタクソなプレイヤーを責める前に、ゲームデザインが良くない、と思った。
このような極端な難易度のコンテンツの追加が続くと、嫌気がさして辞めてしまう人も現れるかもしれません。
難しすぎて遊んでもらえなくなってしまったら本末転倒です。
不慣れなプレイヤーが何人かいても上級者がフォローすればクリアできるくらいの難易度が望ましいです。

例えばコアユーザー向けにはクリアタイムや討伐方法などを評価し、結果に応じて報酬を用意する。
普通の装備で普通のテクニックの8人が集まってクリアするとBランク。
不慣れが人がいて何度か死んだりするとCランク。
経験者同士で効率を求めたプレイを追及してAランク。
サーバー有数のプロゲーマーが8人揃ってやっとこさ取れるSランク。
誰もがクリアできる難易度をベースに、目標はユーザー側で定めれたほうが気楽でいいなあ、と思う。

オンラインゲームにおけるエンドコンテンツは、特定のコアユーザーに向けたものではなく全ユーザーに向けたものであって欲しい。
パッチ2.2以降のエンドコンテンツではアクションゲームの不得意な人でも楽しめるものを期待しています。