インタビュー記事、昨日と今朝またGamescomでのインタビューに関連して2本ほど面白かったのがあったので読みました。
記者の質問自体に「ストーリー展開が遅いという評価もありました」と、明確にプレイヤーの声として上がっているものを拾ってきた表現を含んでいたので、恐らく欧米では「ストーリー展開が遅い」という批判は実際にあったのだと思います。
日本、あるいはこのフォーラムで、黄金のメインストーリーの批判点として、その表現で批判してきた方が見受けられないだけで。
であれば、吉田Pがその質問に対しての回答を「何故展開をゆっくりにしたのか」、あるいは「暁の出番が少ない」、など、ココではあまり出てこない方向からの疑問を持っている方に向けて言葉を紡ぐのは道理というものではないでしょうか。

グローバル展開しているゲームなので、批判称賛は他言語プレイヤーからも行われていて、例えば紅蓮の時のように、日本国内では賛否両論だったけど欧米では比較的好評を博した、と乖離した実態も過去にはあります。
少なくとも欧米プレイヤーの見解が日本語になってたち現れてくることは極めて稀故に、自分が知らない情報であれば「そんな話なかっただろ」という前に、前提を疑い否定するならせめて多少調査なり他はどう言うか確認するまで一旦保留なりした方がいいのでは?と思いながら、最近のインタビュー記事を受けた追撃を見ています。

その上で、複数のメディアから出てくるインタビュー記事を見て、開発がプレイヤーの声を聞けていない、理解していないとは思えませんでした。
少なくとも欧米の記者が持ってくるプレイヤーの声は欧米のプレイヤーの声であり、日本のそれとは少々質が違うだろうことは想像に難くないです。
紅蓮を高く評価する欧米のプレイヤーが、黄金のメインストーリーについて違う着眼点で不満を持ち、その意見を吸い上げたインタビュー質問に対する開発の回答としては(想像出来る様相の一つとして)論理的・筋が通っているとぼくは感じました。

ぼくは黄金のメインストーリーを楽しく遊び、今でも肯定している立場の人間ですが、批判出来る点が全くないとは思っていません。
表現に優れた外部blogやSNSの見解などあり、それに首肯もしていますので、日本メディアの記者によるインタビューがつ出てくるか、その中にどれくらい日本プレイヤーが感じた、欧米プレイヤーとは違う視点の批判に吉田Pがどう答えるかを楽しみにしているところです。