ステュクスは軽減必須の痛い攻撃だと理解しているのであれば、どうしたら上手く軽減が回るかを考えてこその高難易度です。
幻影の攻撃というのは「戒律の幻奏」の最中の攻撃だと思いますが、戒律の幻奏のどこかしらにアドルは必要だったのか、次のステュクスまで残しておくべきだったのではないかと疑うところから考えてみてはいかがでしょうか。
アップヘルドの飛び付きやジューリーの8方向は物理なので、キャス軽減より効果的な近接やレンジに頼るべきでなかったか(そもそも幻影のアップヘルドは本体の攻撃でないのでデバフ系は入らない)、そこに自分が軽減を入れた場合と次のステュクスに入れた場合のどちらが有効か、色々と工夫する余地はあります。

そして根本的なところですが、投稿されている内容を読み解くに、恐らく1回目のステュクスに(マバリアと書かれていますが恐らく)バマジクを使って、戒律のどこかでアドルの方を入れたのだと推察されます。
と言うのも、1回目と2回目のステュクスはおよそ110秒なので、アドルの方を回すようにしていれば両方割と自然に合わせられるはずなのです。
これを「アドルかバマジクのどちらか」と認識されているようですが、「バマジクが返ってこなかった」と正しく受け止めて、「だったら逆にして、リキャの短いアドルの方を入れよう」とやって戴けたらと思う次第です。

もちろんヒーラー側もステュクス1回目と2回目で違うアビを使うように組み立てるだとか、1回目に使う120sアビ(テンパランス、セラフィム等)を1つ前のギミック最中に早めに炊いておくとか、そういった工夫でメディカラ等の詠唱ヒールの回数を減らす事に繋げられると思いますが、その辺りについてはタンクDPSの軽減でも同様に努力が要求されて然るべきだと思います。
そういった細部まで考え抜かれた軽減の回し方をした上で落とされたなら、それはもうヒーラーなり他のPTメンバーへの不満を大いに抱いてもらって結構ですが…。

それからこれはちょっと荒れそうな話題に片足突っ込みますが、軽減以外の面に於いても自身のプレイングが洗練されているかどうかも省みる必要もあると思っています。
そのヒーラーさんに「ダメージは自分が出すからもっとヒールをしてくれ」と胸を張って頼めるだけの火力を出せているとの自負はありますか?
痛い攻撃に対する軽減、ヒールチェックは高難易度をクリアするために乗り越えるべき壁の1つである事は間違いありませんが、DPSチェックというこちらの壁も乗り越えねば時間切れを迎えるだけです。
ギリギリで耐えれるならそれで済ませて、アビリティなりHoTなりでゆっくり戻す、そうすればその分火力貢献もできる、という思考も一種のクリアに向けた障壁を乗り越えようとするために有効なものだと思います。
ヒールが足りなくて死んでしまった、火力が足りなくて時間切れだった、どちらもクリアできないという同じ結果をもたらすという観点では同質です。
「そんなヒヤヒヤさせるような薄いヒールやめてくれ」と言うだけなら簡単ですが、例えばその返答で「戒律で何%だったから怪しいと思って火力を出そうとした」と言われたら、それでも攻撃はいいから回復に専念してくれと押し通せますか?