Results 1 to 10 of 5045

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  1. #1
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    appleberry's Avatar
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    Appleberry Sweet
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    なぜ”グレー”という言い方をしてるかというと、現在進行中のapple vs EPICがその答えです。
    appleが規約違反を盾に強制的に排除したことによってEPICは法廷闘争へ踏み切りました。
    つまりいくら運営が規約違反を主張しようとも、それはあくまで”俺たちの都合”でしかなく国の法律に優先するものではありません。
    FF14に置き換えるなら、規約違反だから罰してアカ剥奪の処理をして、多数に法律違反と主張されて法廷闘争に持ち込まれたらスクエニとしては非常に負担になります。
    へたすりゃそれを理由にFF14を運営停止にするかもしれない。
    世界規模でネットワークを構築してるFF14という世界では、日本の考え方が通用しない場合が多いです。

    仮にもし世界中で”ツールは規約違反ではない”と法廷闘争おこして規約違反でないから使用可能って判決出たらどうなるでしょう。
    ツールの有無をゲームシステムが判断することは無理なので、バランスを考える開発は速攻で白旗あげてゲームとして成り立たなくなります。
    だから運営としては”プレイヤーの良心を信じて禁止はしないけと使わないでくださいとお願いすることしかできません”となるのです。
    (0)
    Last edited by appleberry; 09-15-2020 at 03:31 PM.

  2. #2
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    tenla's Avatar
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    Quote Originally Posted by appleberry View Post
    apple vs epic の件は、
    「appleが独占的な立場を利用している」ことが別の法律に抵触する可能性
    についてであって、この場の例としては不適切かと。
    別にFF14が誰かを垢BANしようと、そこに不正行為がなく
    日本の法律に抵触することさえなければ問題にはなりません。

    いろいろと明確にすることで責任を負わないといけなくなるから
    というのが多くの方の捉え方だと思いますが、
    それでユーザー側に責任押しつけるのはどうなのかなと思わなくもないですね。
    一般論として、他ゲーでは禁止事項はある程度明確に書いてることが多いですので。
    (1)

  3. #3
    Player Akiyamashuuichi's Avatar
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    Akiyama San'san
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    【1】
    Quote Originally Posted by appleberry View Post
    FF14に置き換えるなら、規約違反だから罰してアカ剥奪の処理をして、多数に法律違反と主張されて法廷闘争に持ち込まれたらスクエニとしては非常に負担になります。
    へたすりゃそれを理由にFF14を運営停止にするかもしれない。
    ボクは前

    https://forum.square-enix.com/ffxiv/...=1#post5314217

    で似たような事を書きましたね。
    規約の役割として「会社側の免責規定として存在する」って機能も強いんですけど、
    ここはあんまりピンと来ない人も多いですね。

    上のリンクで書いた通り規約通りにやっていても「貸与されたので同意してない」という論理構成も可能(どう裁かれるかは別として)ですね。
    日本は裁判起こされるだけでも負担大きい国なんですよねえ…。



    仮に「VCツール使用のみでBAN」された場合の訴訟ってどうなるのかな?と思考実験してみると…

    これは外部ツールの使用になるのでスクエニにはプレイヤーをVC使用でBANする権利がある。

    ただしこれが裁判上での主張になる場合だと、
    「通話と変わらないし」「害してるとは言えない」「公式だって過去に具体的なツール名を挙げてる」とかなんとかで、
    BANは不当と判断される可能性もありますね。
    つまり規約としては妥当な結論も、日本国の法律下では妥当じゃないという結論にもなりうるわけですね。
    って事ですね。

    ゲーム関連の訴訟は面白いですね、面白いですよぉ

    という事で

    Quote Originally Posted by tenla View Post
    別にFF14が誰かを垢BANしようと、そこに不正行為がなく
    日本の法律に抵触することさえなければ問題にはなりません。
    は、「単にボイスチャットツール使用してるだけの人をFF14がBANした場合、
    この行為は規約に書いてあって不正行為が無く法律に抵触してもいないけど、
    それが本当に妥当かどうか(そんな権利をスクエニは有しているのか)」という事を考えればいい
    と思います。

    それは社会通念上、契約の履行として問題になるんじゃねえのって事ですよ。


    【2】
    Quote Originally Posted by Keyco View Post
    Akiyama先生が、折角、夜な夜なググって、反論ための反論を考えているのにもかかわらず、一度もレスを返さないというのは失礼かと存じまして、1度きりご返事したいと存じます。

    一度きりですので、これ以降、私が本件に関してコメントすることはございませんので、悪しからず、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

    さて、いろいろ指摘する点が多いのですが、かいつまんで3点のみ返事させていただきます。

    1.同意していないのに契約を締結するというのは、どういうことでしょうか?
    もし、最初から契約内容を守る気がないのに契約を締結したとすれば、法律行為ではなく、不法行為です。
    規約より上位の法律である民法第709条には、
    「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は,これによって生じた損害を賠償する責任を負う。」
    と定められおります。
    また、状況次第では、民事だではなく、刑事罰の対象になる可能性すらあります。
    具体的には刑法第246条等が挙げられます。

    2.軽微だから契約解除にならない?
    契約解除にならないのは、あくまで権利を侵害された側が判断することであり、侵害する側が判断することではありません。
    ちなみにご熟読頂いているとは思いますが、FF14利用規約第8条第1項では、
    「ユーザーが以下のいずれかの事由に該当し、又はそのおそれがあるものと当社が判断した場合、当社は、事前に通知又は催告することなしに、次項に定める対応を取ることができるものとします。」
    とされており、許してもらえたとしたら、ラッキーというレベルです。

    3.お金を支払わくてもプレイ権得られる?
    これも利用規約第6条第1項に
    「本サービスは有料サービスであり、ユーザーは、本サービスの利用に当たっては、利用料金等を支払うものとします。 」
    と記載されており、これが、大原則です。
    BtoBの取引なら与信取引もおこなれますが、BtoCの取引では、与信取引を生業とするクレジットカード会社等を除いて、先払い、もしくは、即時決済が基本です。
    (見ず知らずの他人にお金を貸さないですよね?)
    理論上可能というのは、単なる揚げ足取りです。
    返信してなかったと思うので、せっかくなのでこれにも返信しておきます

    1.
    同意してないのに契約するって言うのは同意みなしの効果を受け取るという事です。
    実際、ここに書きこんでる人たちでも、規約を最後までちゃんと読んでプレイをした人っていないと思いますよ。
    それがまさに「同意してないのに契約してる」って事
    です。


    「法律行為ではなく不法行為」という言葉はおかしいです。
    法律行為は法律行為、不法行為は不法行為です。
    例えば最初から破るつもりで契約をしたとしても、法律行為は法律行為です。
    何を破るつもりだったのか、相手方が悪意だったか、重過失はないか、によってその後の法律構成が大きく変わっていきます。

    また、仮に同意しなかったことにより契約そのものが発生してないとしたら、
    スクエニがプレイヤーから受け取った金銭も返還義務が生じます。

    "契約が発生してない"って乱暴に言ってますけど、
    契約って両当事者で起こる事なので、発生してなかったら原状回復義務があるんですよ。
    これお金貰ってたら返さないといけないんで、どちらにとってもめんどくさい事なんですよ。



    2.
    契約の解除とは、生じたものを遡及的にゼロにする効果があるので、とても重い要件が定められています。
    例えば債務不履行による契約の解除は軽微な場合は許されませんが、別にこれは権利を侵害した側が主張しても良いわけです。

    1万円払う契約をしたところ実は9990円しか払わなかったケースで、
    お金をもらう側が"不足してるので契約解除です"を言っても良いし、
    それに対して"いや軽微だから契約解除までは"って言っても良い
    わけです。

    これをお互い主張して判断してもらうのが"裁判"なのです。
    あなたが言ったように「侵害する側が判断したらダメ」って考えは蔓延しやすくて、
    それをやってしまうと力関係で強い方ばかりが得する事になるので、
    そうならないように、弱者の権利を擁護する為に法律って運用されてる
    んですよ。



    3.
    単に「同意という意思の合致により契約が締結される」という法律上当然の説明をしただけです。
    (1)
    Last edited by Akiyamashuuichi; 09-15-2020 at 05:35 PM.