【歴史の説明から】
えー、元々開発コメントがあった「練習モード」(好きなフェーズから練習出来る、ただし実装は1パッチ遅れ)についての説明が不可欠だと思うのですが、
この要望が高まった背景として、『DPSチェックがキツい、誰かのギミックミスで先に進めない』、があったんですね。
新生編では4層を想定より早く突破され、吉田氏が(ストレスもあって)スタッフに「ちゃんと調整したのかよ!?」とブチ切れたという逸話があります。
その後の蒼天では高難易度への要望も強かった事から零式が気合が入りすぎ、
天動編で「やっぱ難易度ってこれぐらいが良いよ」と、零式は大幅に緩和された難易度になる方針が決まりました
その後は
・厳しいDPSチェックは特になく
・2パターン入れ替えでどっち先でも習熟出来る
・ループ多様or初見でいける簡単ギミック
のように、後半のギミックの難易度をかなり下げる作りをしたり、
開発がコンテンツ作りに慣れてきた事で、練習モードが望まれてた元々の「問題」の解決が実質されたわけです。
こういった事実を鑑みると、今の零式程度の難易度/作りでは、練習モードに昔ほどの需要は無いのかなと思います。
【練習モードで何を習熟出来るのか】
FF14ギミックって多様性が無く、スキル回しが決まりきっているので、
「詰め作業」に見られる詰め要素って、そこさえ出来ればいいものじゃなく、
「通しでやった時にその時のクールダウン、リソースで提示された課題」じゃなきゃ詰められないから、
スキル回しは逆に本番と100%違ってくるから習熟出来ない、はあるかもですね。
習熟出来る能力としては、次の2点が言えると思います。
一点目、試してみたい動きを試せる事。
今回の零式4層後半のタンクが受けるドラゴニックストライク(タンクが氷結してノックバックを無効化する)は、
エスナで解除して貰ってから吹っ飛びを受けて即座にブリンクする事でDPSを低下させないやり方もあるみたいですが
聞いただけなので出来るかどうかも分からないし、試そうとも思わないです。その後に別のギミックも待ってるわけだしね。
このように
「あそこでこの動きをしてみたいんだけどリスキーすぎて試す機会がねえな」
は、詰め作業をしていくと他にもまま見つかるので、そういう需要は満たせると思います。
二点目。違うロール、ポジションで参加したい場合(D4だけどD2で参加したいとか、TだけどDで参加したいとか)。
つまり自分はギミックは分かっていて「出来ると思うけどやったことないな」ぐらいで止まってる時、
今だと、普通に今週を消化した後、練習PTを探して(サブジョブOKの前半練習とか)入って、
ギミックを分かってない人とやっていかなきゃいけない。
ここを綺麗に埋めてくれる仕様は、今のところないんですよ。
サブジョブ限定の練習PT集まっても練度まちまちだし、こういう需要も満たせると思います。
【やめて欲しい事】
やらない人がリワードの価値を語ったり、自分と違う立場を憶測で語るのはちょっとやめて欲しいですね、何故ならどちらも当事者じゃないからです
例えば、今回の絶のワールドファーストは特殊なツールを使ってクリアした事により
ご存じの通り「ツール使ってとったファーストに価値はない」とか「絶クリア者ってみんなツーラーなの?たいしたことないんですね」
とか散見しましたが、しかし、言ってるのは絶やらない人なんですよ。
それ自体は別にいいんですが、要は、やってる人とやってない人ではそのリワードへの価値観がそもそも違い過ぎるのです。
立場が違えば考え方が変わってくるのです。
”違う立場の人ならこう考えてるだろう”ってズレてる事が多いので、何も語らないほうがいいと思います。
それよりは「自分はトップ層だが、こう考えてる」のようにはっきり自分の立場を示し、自身の考えを述べる事が有意義なんだと思います
【感想を雑に】
練習モードでの練習は、実際に導入されたらみんな使うと思いますけどね。
(だってサブジョブや違うポジションの練習しようと思っても練習にならない事多いしフェーズ詐欺だって多いしたまたま調子悪い人だって沢山いるじゃん)
ボクのフレンドが「零式やってみたいにゃあ、でも怖いにゃあ;;」って言ってたら「よし!じゃあ練習モードでやろう」って誘いますよ、存在しないイマジナリーフレンドの話ですが
これだけ攻略情報が出やすくなった今、コンテンツリプレイの方はボクは使ったことないけど、練習モードだったらボクも使うかな。
ここでいらないって言ってる人だって「あったら使っちゃうから、いらない」になってる人もいますしねぇ
もちろん、実装当初から練習出来るとするのは雰囲気も損ねるので、開発が言ったように1パッチ遅れてから開放なら感覚的にも問題ないかな
あと、他に埋めそうな需要としては、スクリーンショット勢は喜びそうだよね。
零式にしかないギミック、姿はあるので、アイデア豊富な人がやったら色々とクリエイティブな広がりはあるでしょう
【脱線:他のゲームでのケース】
Trials Risingという神アクションバイクゲーがあるのですが
公式に用意された鬼畜難易度コース・白帯、黄帯、橙帯、緑帯、青帯、黒帯のうち、
緑帯以降はユーザーメイドの「練習コース」があり、途中からいくらでも練習が出来るというものです。
(ちなみに日本人では青帯は60人、黒帯は12人しか突破していないので難易度の高さが伺えるでしょう)(ボクは青帯を突破したぐらいですが)
この"後から追加されたユーザーメイドの練習コース"がですね、
「元々練習コースなしで突破してた人のリワードの価値が下がるんじゃないか」とか
「練習コースで練習してからクリアした人は黒帯突破と認めない!」とか
「練習コース使わないのが本来想定された難易度である」とか
同じように波紋を広げてしまった事があります。
まあ、波紋を広げただけなんですよね。
それ言った人たちって、やっぱ本当にゲームやり込んでる当事者(黒帯突破者や挑戦者)じゃなくて、
ただ単にケチつけれそうなものにケチつけたいだけの人だったので、すぐ鎮火して、受け入れられちゃったんですね。
練習モードって、あれば使うし、助けられてクリアする人は増えるし、ハードルは下がる。
FF14だと「どのタイミングでハードルを下げるか」を意識した方が良いとは思うけど、これ自体はハッピーな事なんじゃないかな

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