リアルな現実世界で考えた場合、おしゃれやかっこいい見た目にすることに問題はないと感じますが、まるで裸のような恰好でそこら辺を闊歩していたら、通報案件ですよね。
(プールとかビーチみたいな限定的な場所は例外として)
ゲームの中でもそういう格好がいる人に対して、ゲームだから問題ないと感じるか、ゲームと言えども現実世界の一般常識で物事を見ている人だとこの手の問題を上げるのだと思います。
自分ものこの手の人間寄りだと思います。

なので以前あったスレでは「見たくないものに対する対処、ケアは必要ではないか」と意見を述べましたが、自由を制限するのかなんだとあまり賛同は得られませんでした。

個人的には、「好きな見た目をする」と「見たくない格好を見ない」は両方あるべきだと思っています。

エオルゼアの世界においては誰もが平等で、何もフィルターがかかっていない世界であることは理解しています。しかし、その世界をプレイヤーはモニター越しに見ているわけで、そのモニターから見る世界はそのプレイヤーだけの世界であると思います。それは第三者がとやかく言う権利もないそのプレイヤーだけのものであって、そこに映ってほしくない見た目の人がいれば見なくてもいい、と思っています。要するに自分の目にフィルターをかけるような感じです。

決してエオルゼアの世界で特定の見た目を禁止しろという話ではありません。

特定の格好がアイデンティティだ、初期装備や素顔が第三者に見えてしまうのはアイデンティティの喪失だ、という意見もあります。しかしそのアイデンティティもその人のモニターから見る世界だけの話です。正直、事情を知らない第三者から見れば、おかしな格好のプレイヤーがそこにいるだけなんです。当人はそう思われて満足かもしれませんが、第三者目線で言えばエオルゼアに溶け込まない異質な何かがいるというだけなので、世界観だとか風景を見ている中の異質な存在を常に違和感を感じながら見なくてはいけないわけです。ある意味一方的な設定の押し付けです。

MMOだからしょうがねえやで今まで済んできましたけど、ずっとその感覚がスタンダードなっているのもそろそろ変えるべきじゃないかなと思います。なぜなら、MMOだからなんでもありという意見と同時にそのゲームの世界観や雰囲気を感じながら楽しむ権利は二つとも尊重されるべきと考えています。
同時に映り込んでしまうものだからしょうがないだろうという理由で強制的に見続けるのは、延々ハラスメントを受けているうえにどうしようもないから我慢しろとずっと言われており、暴力的な印象すら持っているのが現状です。

特定の格好がアイデンティティで、それが無効化されるのは嫌だ、という気持ちと、特定の格好を見たくないから嫌だ、という気持ちは相反するものだと思うので、現状「見たくない」側が一方的に我慢を強いられている状態だと感じています。これを、双方がストレスなく共存できる状態になってくれないかな、という理由で「見ない自由」があるべきだと思っています。

現実問題、技術面などで難しい問題なのはわかっていますが、この二つの気持ちの問題はこれからもずっと続いていくと思うので何かしら解決法があればと思います。

この問題、自前の設定上こうしている、って言うような恰好はおそらく裸タイツ等のインパクトのある見た目である率は低いと思うのであまりそこは問題ではないと思います。あまりにも奇を衒った見た目で見た人のショックが大きい場合の話だと思っています。