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  1. #31
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    ふむふむ~確かに、設定欲しいですね。
    勝手に考えたいと思います。
    ※書いてたらやたら長くなったので、ダイジェストにしてお送りします。


    クエスト「飛べ!魔導アーマー!」


    イシュガルドでの騒乱がひと段落ついたころ、
    ガーロンドアイアンワークスに一つの依頼が舞い込んだ。
    先の戦いの舞台となった魔導城プラエトリウム、
    その瓦礫撤去作業用大型重機の開発依頼であった。

    依頼を受けたシドは重機の設計を行う為、
    自ら現地視察に向かった。
    自慢の最新鋭機マナカッターで魔導城跡に乗り付けると、
    古代魔法アルテマの発動により廃墟と化した魔導城の状況確認を始めた。
    幾つかの区画を調べている時、シドは魔科学研究室らしき区画を見つけた。
    シドは機工士としての興味からそこの探索を始めた。
    設備跡を様々物色する中で、シドは瓦礫の中に一つの箱を見つけた。
    シドにはその箱に見覚えがあった。

    時を遡る事18年前、シドはガレマール帝国の将校養成機関「帝国士官学校」に在席していた。
    士官学校は5年生で最終学年の5年時の初めに課題が与えられ、学生は講義とは別にその課題に
    一年通して取組み卒業論文として提出する制度になっていた。
    シドらの年代に出された課題は「歩兵強化装甲魔導アーマーの発展的機能」であった。
    当時最新兵器であった魔導アーマーは非常に強力で、帝国軍としてもさらなる拡張性を
    研究している時期であった。
    シドはこの課題に対し、テーマを「歩兵の帰還率、生存率向上」と定めた。
    それを実現する方途として魔導アーマーに「飛行機能」を追加する事を考えた。
    そしてこの年代でもう一人シドと同じ「飛行機能」を構想した学生がいた。
    彼のテーマは「拠点制圧力の向上」であり、コンセプトこそ異なっていたが、
    同じ飛行という機能にたどり着いた二人は自然と接する機会が増え、
    少しずつ親睦を深めていった。
    卒業論文は学生同士の協力も認められていた為、二人はお互いの知恵を出し合い、
    飛行機能をの設計を行う事にした。

    ↓つづく
    (1)

  2. #32
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    当時魔導アーマーの飛行には大きく二つの課題があった。
    一つは「空気抵抗」であった、二足歩行する魔導アーマーはその足が非常に大きく、
    空中での姿勢制御、揚力確保を考えると大気中を移動するのは非常に困難な形状をしていた。
    もう一つは「エンジンの小型化」だ、当時帝国でも飛行兵器は幾つか開発されていたが、
    いずれも戦艦や、爆撃機といった大型のもので、魔導アーマーほどのサイズの飛行兵器は
    存在していなかった。その理由としては、当時の魔科学技術では
    大質量の兵器を飛行させるほどのエネルギーを創出するエンジンの小型化が実現されていない為であった。
    二人は先ず最初に「空気抵抗」の問題から取り組んだ。
    しかし、地上での機動力を損なわず、空中でも有用な魔導アーマーの形状設計は非常に難しかった。
    二人で何度も意見をぶつけ合い、議論を重ねた。
    そんな中、解決法は実に以外なところから導き出された。
    二人はよくお遊びとして互いに問題を出し合い、知恵比べのような事をしていたが、
    その中の一つでシドは自分の家に代々伝わる技巧術をつかった玩具を
    もう一人の学生に見せた事があった。
    その玩具は特定の操作をしないと中身が開封できない、
    所謂パズルボックスと言われるものであった。
    ガーロンド家伝来の技術を使ったこのパズルボックスは外部からの観察で
    特定の操作を導き出すのは非常に高度な計算を必要とした。
    シドはこれをもう一人の学生に見せた。
    彼はこのパズルを解こうとしたが全く歯が立たず、非常に悔しがった。
    しかし、そのパズルボックスがヒントになった、
    パズルボックスは外側からの操作で様々にその形を変える、
    そのパターンを解析し何億通りもの操作手順を導き出すのだが、
    二人はその形態変化に着目した。
    その形態変化を「空気抵抗」の解決策として二人は魔導アーマーの「変形」を思いついたのであった。
    それは地上機動力を損なわずに空気抵抗を減らせるように魔導アーマーを再設計するよりも、
    現在の地上形態を維持しつつ、空中での空気抵抗を減少させる事ができる当時では画期的アイデアであった。
    二人は数週間かけてその基本構造設計図を完成させた。

    ↓まだ続く
    (1)

  3. #33
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    これで一つ目の問題は解決できた。しかし、もう一方の問題は非常に難航した。
    二人の知恵をしぼっても「エンジンの小型化」に対する、有効な解決策は出てこなかった。
    何も進展がないまま数か月が過ぎ、いよいよ卒業が迫ってきたある時、
    シドはついに、「飛行機能」を諦める事を決断する。
    シドのテーマは「生存率の向上」であり、飛行機能に拘る必要は無いと判断したのだ。
    しかし、それを聞いたもう一人の学生は激昂した。
    これまで協力し、折角「変形」という画期的アイデアの設計図まで完成したというのに、
    これを途中放棄する事が酷く惜しまれたのだ。
    二人は何日も議論した。
    しかし、シドの決意は固くもう一人の学生の説得は全く意味をなさなかった。
    そして、議論が熱を帯びていくうちに、興奮したもう一人の学生は勢いあまって二人で完成させた
    大切な変形機構の設計図をびりびりに破いてしまう。
    これにはシドも動揺を隠せず、二人の協力関係の破綻は決定的なものとなった。
    結局、二人はそれぞれ個別に課題を進める事になった。
    あれだけずっと寝食を共にし、協力して課題に取り組んできた二人であったが、
    その出来事以降、顔を合わせようとすらしなくなってしまった。
    そして数か月後の卒業時、シドは全く別のアプローチから歩兵生存率向上の論文を発表し高い評価を得た。
    一方、もう一人の学生は飛行機能に固執し、中途半端な論文に終わった。
    その論文に変形機構の事は一切触れられてはいなかった。
    卒業後、二人は共に軍属になったが、そこでもお互いに接する事は一切なく、
    全く別々の道を歩み始めた。


    そして18年後、シドは魔導城跡地で見つけた小さな箱を手に取った。
    それは以前彼が制作したパズルボックスであった。
    当時もう一人の学生はその箱を開ける事ができず、
    卒業までに必ず解いてみせると宣言し持って行ってしまいそのままになっていた。
    シドはこの箱に詰まった思い出を懐かしく思いながら、ふとその箱を開けてみようと思った。
    あんな事になってしまったから、彼は結局その箱を開けてはいないのだろうなと思いながら、
    シドはそのパズルボックスを解いていった。
    シドの操作で箱は様々に形態を変え、ついに中身をさらした。

    ↓えー!まだ続くの?!
    (1)

  4. #34
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    箱の中には一枚の丁寧に折りたたまれた設計図が入っていた。
    それは、かつて彼が親友と共に制作したあの変形機構の設計図であった。
    びりびりに破られていたものを丁寧に補修し再び読めるようにつなぎ合わせてあった。
    シドは少し震える手でその設計図を広げた。
    それは当時のまま、シドと親友が書き上げたものだった。
    いや、よくみると違う、シドの記憶にはない書き込みがある。それは学生の時だけではない、
    最近の技術の内容もあった。
    つまりそれは、シドが諦めてしまった後も、学生が終わった今でも、
    親友は熱意を失わず、魔導アーマーの飛行という二人の目標に向かい続けていた事を意味していた。
    しばらくシドはその設計図を茫然と見ていたが、
    突然思い立ったかのうように、走り出した。
    向かった先は彼が乗って来た、マナカッターだった。
    シドはその一人乗りの小型飛空艇のエンジン部分をこじ開けた。
    そして、握りしめた設計図と見比べる。
    マナカッター、これはかつてシドとシドの親友を苦しめた問題を見事に解決していた。

    彼はすぐに部下に連絡を取り、今あの英雄がどこにいるかを調べて欲しいと頼んだ。
    英雄の居所はすぐに分かった。
    英雄は今ちょうど、魔導アーマーの調整でレヴナンツトールのガーロンドアイアンワークスの工房を訪れていたのだ。
    シドは急いでレブナンツトールに向かった。
    そして到着して早々、英雄に魔導アーマーを飛行させられるかもしれない、
    魔導アーマーを預けてくれないかと頼んだ。
    英雄は急な話しで少し驚いていたが、快諾してくれた。
    そして、シドは重機の開発依頼の事などすっかり忘れ、魔導アーマーの改修にとりかかった。
    シドはまるで若いころに戻ったかのように情熱が溢れてくるのを感じ、数日間徹夜で作業した、
    みるみるうちに改修は完了した。
    試験飛行にはかなり危険がともなったが、英雄はそのパイロット役を快諾してくれた。
    チョロい、チョロ過ぎる。以前から気付いていたが、
    英雄の異常な従順さに改めて驚愕しつつ、それはそれとしてちゃっかり英雄に試験飛行をお願いした。

    英雄は改修された魔導アーマーに乗り込んだ。
    英雄が新設された変形ボタンを押すと、魔導アーマーはその足を変形させ見事に飛行形態に変形した。
    そして、勢いよく空中へ飛び上がった。

    ↓最後~
    (1)

  5. #35
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    飛行は大成功、魔導アーマーはかつて二人の学生が夢見た通り、大空を自由に舞った。
    シドはその様子を静かにずっと見守り続けていた。



    魔導アーマーはそのまま試験飛行を行いコイナクキャンプの上空を通過した、
    コイナクキャンプでは突如飛来した謎の飛行物体で騒ぎになった。
    人々は帝国の新兵器だとか、ドラゴン族の強襲だと噂した。
    しかし、その雑踏の中、それが帝国の新兵器でもドラゴン族でもない事に気付いた者が一人だけいた。

    その者は上空を飛び去る魔導アーマーを見つめ、一言呟いた。

    「余計なことしてンじゃねーよ、ガーロンドォ・・・」

    吐いた言葉とは裏腹に、その者の口元には微かに笑みが浮かんでいるようにも見えた。


    おわり


    QUEST COMPLETE!!
    報酬 2ギル 謎めいた貝殻×20



    という感じの設定を妄想して鼻血でました。
    (3)

  6. #36
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    次は合体機能を追加してください。
    合体するときはカッコいい演出を期待します。
    (0)

  7. #37
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    Quote Originally Posted by menou8 View Post
    次は合体機能を追加してください。
    合体するときはカッコいい演出を期待します。
    合体して巨大になるのであれば、マウント・アルテマウェポンとかがいいな(σ・∀・)σ
    (0)

  8. #38
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    魔導アーマーに最初から飛ぶ機能がなかったら着陸体勢とかとれないだろうし、当初から機能はあったのだと思います。
    問題は燃費の悪さ
    一般帝国兵ではほんの数秒飛んでエネルギー切れを起こすので実用化には程遠い状態で誰も使えないまま
    魔導アーマーの盲腸的な機能として残ってたのを、ヒカセンが何の前触れもなく謎の適性で実用化したという事?
    そういえば、最近禁書とか集めて無かったけど・・・ナニカサレタヨウダ
    (0)

  9. #39
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    すごいちっさいことなんですが飛行中の翼の形状は航空力学的に言うと揚力が下に向いてると思うんです。
    盛り上がってる方向が上なら正解かと....
    まぁ別の技術かなんかで浮いてるとかならどーでもいい話ですがね
    (0)
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  10. #40
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    Quote Originally Posted by TonyWinters View Post
    すごいちっさいことなんですが飛行中の翼の形状は航空力学的に言うと揚力が下に向いてると思うんです。
    盛り上がってる方向が上なら正解かと....
    まぁ別の技術かなんかで浮いてるとかならどーでもいい話ですがね
    気になってることなので言ってみます。
    エオルゼアというかハイデリン全体の飛行技術ですけど、飛ぶのに揚力は使ってない気がします。

    気球や回転翼などで浮力を得て、青燐機関によって推進力を得て、それで飛ぶ方式がほぼ全てなんじゃないかな。

    小さい翼がついてるのはイクサルデイリーによるとたぶん「エーテル翼」っていう奴で、用途は不明ですw
    なんとなくですが、飛行機の尾翼とかに相当する、安定性を高めるためのスタビライザなんじゃないかなと思ってます。
    (5)
    Last edited by Chilulu; 01-17-2016 at 10:51 PM.

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