他スレから引用させて戴きます。

Quote Originally Posted by Chibiko View Post
そうは言ってもUOはかなり完成していましたよね。
十何年前のMMO以上の生活感を何故出せないのでしょうか?(これは14に限った話ではありませんが)
特にこの言葉に異論があるわけではなく、FFにおける戦闘職以外のあり方とはどうあるべきなのか? というのがちょっとわからなくなってきたのです。

このコメントを見て思ったのが、それは土台の違いなんじゃ無いかなぁ、ということなんですよね。
勇者アヴァタールという歴とした主人公が既に存在している(していた?)世界の、「一住民として生きること」が目的のウルティマ・オンラインと、エバークエスト を源流に持つ「危険な世界を冒険、探索し、そこにある強大な敵を打ち倒すこと」を主眼に置いたゲームシステムでは、取り得るアプローチが違うのは当然のことかと。

特に、ファイナルファンタジーって言うタイトルは、共通のストーリーこそ無いもののプレイヤーは「世界を救う英雄」として位置づけられているわけで、「主人公が戦闘職じゃなかった」FFなんて今までになかったと思うのです。
私も当初はクラフターをメインにしていたものの一人ですから、「ギャザラーやクラフターはメインクラスとしての扱いを受けていない」という主張はよくわかりますし、共感もしています。
そしてその上で、吉田P/Dは以前のフォーラムのポストで「ギャザラーはクラフターは戦闘を行うクラスではない」とはっきりと言い切っています。
それはつまり、ギャザラーやクラフターはその手で世界を救わない、ということを意味しています。つまり、戦闘職以外はこの世界(ものがたり)では主人公になれないのです(開発の意図は違うかもしれませんが)
それはとても残念なことだと思うと同時に、こうも思うのです。

主人公になれないのは残念だ。では、FFの主人公たり得るギャザラーであり、クラフターというのは一体どういうものなのか?

戦闘に背を向け、日々生産や採集に励んでいる皆さんは、逆に言えば自分で剣を取って英雄にならないことを選択した、ということだと思います。
例えば伝説の剣を作った名鍛冶師は、偉人かもしれませんが英雄ではないと思います。

当然、その世界に生きている「生活感」という要素が、仮想世界に没入する上で大切であることは承知しています。生産し、消費するというごく当たり前のサイクルは、仮想世界であるMMORPGにおいて必要不可欠であることは間違いありません。
ですが、残念なことにファイナルファンタジーという世界では、乱暴な言い方をしてしまえば絶対に必要な要素ではないと思うのです。(わかりづらければごめんなさい)

現状明らかにWoWやRiftのようなエバークエストタイプ(言い方を変えるならありふれた戦闘系MMORPGとして)再構築されつつある FF14において、メインクラスたり得るギャザラーであり、クラフターである、というのは、皆さんどういったものを希望してらっしゃるのでしょうか。
戦う世界において、世界の脅威と直接戦わない選択肢をした主人公とはどうあるべきで、どうあって欲しいのでしょうか?