個人的な考えを言わせてもらえば私も5.1以前の5.08までの形に一度戻していただきたいです。
というのもまず火力面ではない補助支援スキルの追加というのはおそらく漆黒のバトルシステム全体とのバランスに合わないので難しいと考えるからです。
漆黒になり詩人だけでなく各ロール間での支援スキルの見直しが図られましたがかなりシンプルにわかりやすくなり簡素化がなされました。
言ってしまえば各ロールの補助要素が薄くなりました。ここに新たな補助支援スキルを追加するとなると明らかに詩人だけ「持ちすぎて」しまいます。
レンジロール内でのバランスはおろか漆黒のバトルシステム全体のバランスを見直さなければいけなくなりこれは現実的ではないと考えています。
(レンジ全体で持たせるとしても同じ事で、且つ大々的にコンセプトの違う機工士を巻き込んでしまい今度はおそらく機工士側に機工士さん達が望まない調整が入る事になると思います)
なのでこちらの方向への調整は短期的なものではなく6.0のタイミングで全体のシステムを鑑みた上でどうするのか含めて改めて取り組む部分だと考えます。
では5.1で追加された戦歌バフをなぜ無くして欲しいかと言うと、まず数名の方が言ってらっしゃいますが現状FF14のDPSは可視化されていないからです。
支援要素という事なのですが「能動的ではない」且つ「効果が見えない」というプレイ感及び結果としても支援している体験をを全く感じられない状況にありながら、
「詩人が被ったときのロス」「死人が出たときのロス」などは容易に想像できる上に「スキル威力を下げられた」という部分だけを確かな実感として感じさせられています。
天井性能としての開発様の調整はしっかりとした数値を見て確証を持ってバランスを取っているものと信じていますし理解はしているのでそこは良いのですが、
プレイヤー側にそれを確かに感じさせる要素があまりにも無いからこそ多くの方に「イメージ」として実態にそぐわない不安や不満が募り続けてしまうのだと思います。
また詩人個人ではなくレンジロール内全体での性能を考えると今回の調整がバランスが良かったかという部分も疑問です。
機工士と踊り子が他人に左右されない要素での調整なのに対し詩人はPTメンバーに左右される部分があまりにも大きい調整となりました。
またその左右され具合もメンバー全員に対する永続バフな為PTメンバーの一挙手一投足に影響されるというレンジ内はおろか全DPSで断トツに大きなものとなり、
それゆえポテンシャル・天井性能だけで言えば並ぶのかもしれませんが大半の状況に置いて上がり幅が他レンジに比べ数段落ちるものとなってしまいます。
しっかりと構成を決めた8人PTプレイでもそうであればIDなどの4人構成では相対的に必ず他レンジと比べ今回の調整で得られる効果量が少なく、
24人コンテンツやCFでのジョブ被りの状況下においては戦歌バフが重複しない(=詩人が何人居ても1人分の効果しか得られない)という仕様は致命的なものになります。
そうなってしまうとレンジロールとして詩人を選択する「リスク・デメリット」というものを考えられてしまいそれはPTプレイを主とするFF14においても致命的かと思います。
ましてや直近で絶コンテンツの実装が迫る中でのこの状況は吟遊詩人にとってかなり大きな問題と考えております。
能動的に支援しているというプレイ体験の実感がなく、明示化された数値も無いので受動的にも支援できている実感もなく、
5.08までは無かったPT構成やPTメンバーのプレイ内容にポテンシャルに対して発揮できる実性能があまりにも縛られてしまうというデメリットが増え、
確かな手応えを感じられない故の性能が低いというイメージ(実態ではなくあくまでもイメージ)だけが走るという状況を生んでしまっては、
せっかくの追加要素である戦歌バフの存在は詩人プレイヤーはもちろん他ジョブから見ても吟遊詩人にとって非常にマイナスでしかないと考えます。
これらの状況への対応は色々考えられますがなかなかに難しい部分も多いかと思います。
(DPSの明示化が難しいのは勿論、イメージを払拭する為だけの小手先の数値強化は不公平感に繋がり健全ではないです)
将来的にはそれらを全てクリアするような形を開発様には期待しますし信頼しているのでお任せしたいのですが、
まずはシンプルな方法として目に見える問題点や不満・不安に対する対処法の 「(あくまでも)ひとつ」 として5.08の形に戻すという事を提案したいです。
開発様の苦悩・苦心は吉田P/Dの発言や反応・表情を見ても非常によくわかりプレイヤー側としても現状は非常に悩ましく思ってしまう部分なのですが発言をさせて頂きました。