「異質なるもの」はpatch1.19以降、園芸師Lv34で、徒歩クルザス・モードゥナ南西部経由で行けたし、
帰りもさざめき川経由で歩いてグリダニアまで戻れたのでクリア不可能っていうのは言いすぎと思いますが、
何をさせたいのか何を描きたいのかがボケボケになってるのは感じました。

ストーリー的には、「モードゥナに用があるけど目的地は帝国軍がいてシルフ族では軽く殺されてしまうから冒険者に頼んだ」という話であるのに、
モードゥナの帝国軍は全く登場しなかったり、
道中にLv70超とかLv50キャップのゲーム的に無意味とも思える強さの魔物が大量に配置されててモードゥナよりはるかに危険なのにその辺りはまったくクエスト中に語られてなかったり、
そもそも蛮族と交渉するまでもなくバトル系冒険者が魔物から潤沢にクリスタル供給できる状況であるのを
アッシュクラウン商会がどう考えてるのかとかよくわからないし、


「モードゥナに行くのは大変なことだ」ということだけは伝わってきたと思うのですが、このシナリオを、どう見せるのかとか、ゲームとしてどういう障害を置いてどうおもしろくするのかとか、何を盛り込めるのか、とかがちぐはぐで忘れ去られてる感じです。
「難易度調整」、「クリア可能に」からもう一歩踏み込んで欲しいです。

NPCの台詞だけでも「さざめき川近辺は鳥とサソリが多い危険地域だから、自信がなければ遠回りでもいっそクルザスに回ってみては」とかいったルートのアドバイスがあるとか、
「ルート上の状況を知るためにNPCに聞き込みをして、道中に出会う魔物の感知タイプを教えてもらったり」とか、
その過程で「絶対勝てない相手でも案外戦闘せずに回避できることや、非常時には1発喰らっても昏睡薬で逃げ切る方法を(体感するミニゲームでをフフチャさんに)教わる」とか、
「モードゥナに着けば一安心」という現状は問題があるので、せめて「周辺エリアよりもモードゥナについてからの方が危険」と思える配置にするとか、
「モードゥナで帝国兵と戦闘になって、勝てればいいけど、負けた場合にはパートナーが敵をけちらしてレイズをくれる」とか、

いくらも見せることや盛り込めることがあるように思います。