ギャザラーにとって「素材を集めること」と、
クラフターにとって「生産を行うこと」は、

戦闘職にとって、フィールドのそのへんにmobが配置されていて、
それを倒すことができます、というのと同等だと思います。

メインクエもなければグラカンもチョコボもなく、イフリートや
ゼーメルといったエンドコンテンツもなく、NMを倒してレアな装備を
ゲットするようなこともない。
そんな世界で、いったいどれほどの猛者が戦闘職を続けていられるでしょうか。

否、サービスイン直後のFF14はまさにそのような状況でした。
多くの人が辞め、残った人たちは不満の声をあげ、開発部も反省し、
体制を刷新して次々に上記のようなコンテンツを追加して行きました。

同程度のコンテンツを、ギャザクラが要望するのはなにかおかしなことでしょうか。

時々思うんです。
ギャザクラ専属のコンテンツ担当者を、最低一名でもいいので、
設けてもらえないかなと。
一日中、ギャザクラ向けコンテンツのことばかり考えている、
そういう人がこのゲームには必要なんです。

どうも現体制において、コンテンツを新規提案する部署というのが
ひとまとまりになっている気がするんですよね。
で、FF11時代からの伝統として「開発こそが脳筋」という悪しき伝統が
現体制でも引き継がれているように思います。

何が言いたいかというと、この状態で放っておくと、提案されるコンテンツは
戦闘職向けのものがどんどん出てくる(その方が発案しやすい)ので、
結果的に、開発の総意としては意図しないながらもギャザクラが
後回しになってしまっているのが現状ではないかと思うのです。

開発部内部の人員配置について意見するのはご法度だということは
承知してはいますが、それでも、やはりこれしかないような気がします。

「ギャザクラ専属のコンテンツ担当者」の配属を。