・こういうコンテンツがあってもいい
・コンテンツに参加するだけなら別にソロでも楽しめる
・やりたい人だけがやるべきで、そんなに必死にならなくてもいい

どれも正しいと思います。まったくその通りです。
ただし「砂と油が報酬に絡んでさえいなければ」。
そしてその砂と油が「旧来のMMORPGスタイルの廃プレイをしなければまともに手に入らないという仕様でなければ」。

エンドコンテンツに挑んでいる人にとって、装備のILを上げることは死活問題です。
特に零式なんかは(僕はまだ挑戦できていませんが)、PSがあってかつ平均IL110前提みたいなところがありますよね。
また「これからエンドコンテンツに挑もう」という人にとっても、装備のILはハードルの高さに直結しますので、これも死活問題です。

バハのようなエンドコンテンツが好きな人は、今更「旧来のMMORPG的スタイルの廃プレイ」に興味はないと思うんです。
そもそも、平日深夜や平日朝に張り付かなくても最前線に立てる、というのが新生FF14の素晴らしい点だった訳ですし。
なのに、見当違いな場所に門戸が開かれてしまった。そこが問題だと思います。
たとえるなら、チェスの大会へ参加していたら、いきなり「100メートル走で上位に入ればシード権をあげますよ」と言われた、そんな感じです。

そんなに欲しいならどうせいずれ緩和されるんだから更なる緩和を待てばいい、と思う方もいるかもしれません。
しかし、待ったら待った分、練習できる時間もクリアできる回数も目に見えて失われていきます。週に一回しかクリアできないコンテンツですから尚更です。
無理に取らなくてもハイアラガン装備があるからいいじゃないか、と思われる方もいるかもしれません。
でもハイアラ装備なんて、固定を組んで毎週安定クリアして、それでようやく少しずつ手に入るものです。野良でやってる人や毎週安定クリアできない人にとっては更にハードルが上がります。