ちょっとだけTRPGの話題が出たようなので。
FF11が出た時に、私まっさきに思ったのが、「これであの憧れのTRPGっぽいのが出来る!」でした。

RPGといえばドラクエ・FFというコンソール型ですが、時を同じくして(やや早く?)立ち上がったのが
テーブルトーク・ロールプレイング・ゲームというジャンルでした。
ゲームマスターという、シナリオ進行役が用意したシナリオに基づいて、プレイヤーたちが剣と魔法を
サイコロに託してクリアを目指す、大人の紳士淑女たちがテーブルを囲んで繰り広げる冒険物語
(独断と偏見と願望)でした。

有名ドコロではロードス島戦記などが雑誌などでリプレイ連載され、人気を得ていました。
単純なダンジョン探索物から、クトゥルフ神話系に代表される猟奇ものなど、様々なジャンルのゲームブックが
作成され、今でも結構な数の愛好者達がいる模様?です。

ただ、TRPGをプレイする環境を整えるのは大変。一地方の私にはとてもゲームが成立するだけの
同士を得ることは出来ず、雑誌のリプレイを欠かさず読む日々。そんなご時世にさっそうと現れたのがFF11
だったので、当時はそれはもう、「これで念願の中2プレイが出来る!(注意、当時は中2という用語はない)」
と喜び勇んで安くはないゲーム環境一式を取り揃えたものです。

結果は‥‥、当時期待したようなロールプレイを楽しむようなことはなく><、まあそれでも、
多くはないけど得難い仲間を得て、とても充実はしていた日々だったと思います。
その意味では、私もMMOが作る仮想現実の中を生きて来たんですね。

ネットワークゲーム、なかでもMMOが作り出す仮想空間は独特です。TRPGでさえ縛られる現実世界の
しがらみから、完全に解き放たれて別世界を旅することができます。逆に仮想世界に縛られる人も
いたりするくらいです(笑)。ログインしてLSで取り留めのないチャットをすること、これは既に現実とは別の
「ロールプレイ」を楽しんでいるようなものです。

そういう意味で私が唯一14に求めることは、「二度と仲間と別れるキッカケにならないでほしい。」まずそこ。
11からの以降組である私ですが、11で知り合った仲間の誰も、今まで残りませんでした。
勿論14で知り合った多くの仲間がいますが、それでも世界を壊されるのは辛いです。
ツイッターとかではたまにしゃべりますが、やっぱり新生でまた会えることを願っています。

MMOは世界なんだ。
それを担う責任が有ること、MMORPGに取り組む開発者全てに忘れてほしくないと思っています。

あ、私の年齢ですか?永遠の17歳です^^