ひとつひとついきましょうか。
・「フリーカンパニーはギルドの様なもの」のギルドって何?
FF11やFF14では存在しない「ギルド」ですが、他のMMORPGでの一般的な説明としては「特定のプレイヤーとのコミュニケーションやゲーム内での関係の強化を目的とした機能」になります。他のMMORPGでは逆にLSが存在しませんので、ギルドが主流です。
殆どのゲームで「ギルド」と言う名称となっていますが、「クラン」や「猟団」と名称付けてるのもあります。新生FF14では「フリーカンパニー」ですね。
・リンクシェル(LS)と何が違うの?
FF11やFF14のLSも、コミュニケーション面では”特定のプレイヤー”との専用チャット(LSチャット)が可能です。
この”特定のプレイヤー”とは「同じリンクパールを装備している人」です。その為、装備者がそのリンクパールを外してしまうとLSチャットは見えなくなります。かわりに、別のリンクパールに付ければそちらのLSチャットが見える様になります。もちろん、元のリンクパールを付ければ最初のLSチャットに再度参加できます。なので、掛け持ちができました。
ではギルドではどうなのかというと、ギルドもコミュニケーション面ではLS同様”特定のプレイヤー”との専用チャット(ギルドチャット)が可能です。
ですが、この”特定のプレイヤー”とは「同じギルドに所属している人」になります。そして、ギルドに所属するにはギルドマスター(ギルドを立ち上げた人)が設定した規約に沿って「所属手続き」を行う必要があります。
例えば、「誰でも参加OK」なギルドであればギルドマスターがギルド所属許可権利を主要メンバーに与えていたりします。しかし、ボスモンスター攻略系や対人を中心にしたギルドならギルドマスターや主要メンバーと面接(スキルやステータス、レベル、ログイン可能時刻などについての質問など)をした結果を以て許可を決めるので、ギルドマスターしか所属許可権限も持ってないという事もあります。
どちらにしてもギルドマスターor所属許可が可能なギルドメンバーから許可を貰わないと所属できません。また、一つのギルドに所属すると脱退するまで他のギルドには参加できなくなります。なので、掛け持ちが出来ないのです。
ギルドって不便と思われるかもしれませんが、上記の所属許可のお蔭でそのギルドの目的にそぐわない人の所属を事前に防いだり、そのギルドの主旨を理解した上で所属してもらえるメリットもあります。なので、絆ブレイクが逆に起こりにくいと考えます。
ただし、最初の所属までの敷居が高く感じる人もいらっしゃると思います…ソロプレイヤー気質の人は特に、ですね。
さて、LSは主にゲーム内のコミュニケーション面の強化のみでしたが、ギルドは更にギルド向けに用意されているその他の便利機能を使う事が可能になります。新生FF14のフリーカンパニーの説明にもありますが、「ギルド単位で使用可能な外部コンテンツ」や「ギルドポイント」、そして「ギルド拠点」などです。
・「ギルド単位で使用可能な外部コンテンツ」とは?
そのままでゲーム外に設けられたギルド専用のWebページを作成、カスタマイズする事が出来ます。このギルド専用ページは、ギルド所属者しかアクセスできません。(ただし、同盟してる場合はそちらにも見えるとのことですが)
用途はギルドにより様々で、ギルド内でのイベント(たとえば「○○月○○日にゼーメル行きませんか?」とか「今度の土日に○○のAF取り手伝って!」、もしくは「今度オフ会しようぜ!」などなど)をアップしたり、攻略や対人系なら反省会もそこでやっているかもしれません。
新生FF14では「The Lodestoneのフリーカンパニー掲示板を使うことができます」とのこと。
・「ギルドポイント」とは?
これに関してはゲームにより異なります。溜め方に関しても、使い方に関しても。
例を挙げると「ポイントを溜めてギルドのレベルをアップすると、ギルド所属可能人数が増える」とか、「ギルドレベルが一定以上になると専用のコンテンツが使える(ゲーム内のダンジョンが解放とか、ゲーム外コンテンツの機能が解放とか)などなどですね。
新生FF14は、ポイント獲得でのギルドレベルのアップにより「使えるクレストのパーツが増えたり、アジトに置けるもののタイプが増えたり、もっと大きい家を作れるようになっていきます」、「フリーカンパニーを成長させていくことでアチーブメントなども用意されている」とのこと。
・「拠点(アジト)」とは?
これもゲームによりけりです。
例としては「攻略によるギルド用の砦を占拠」や「(ギルド単位でのみ)ハウジングを利用可能」だったり、元々そういうスペースが割り当てられてアイテム共有が可能なBOXが置かれている、とか。
新生FF14での説明では、「共通のボックス」、「アジトに物がおける」が該当すると思います。まあ、最初は少なくても徐々に増えていきそうな気もしますし(ハウジングなどとも絡む予感もしますから)。
ざっと簡単に説明してみましたが、上手く説明できていない部分がありましたら申し訳ない。