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  1. #1
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    Eucleas Fairfield
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    Quote Originally Posted by Lucress View Post
    ここってストーリー的に王位継承戦はまだ後半戦の中盤で、ラマチの器もまだまだ磨かれ途中なので、
    ここで完璧な王の器を示せるのはむしろおかしいのでは…?
    キャラのやり取りを見ても
    ●まず審判自らが理路整然とわかりやすく説明しつつも口調・内容的にけちょんけちょんのボコボコにして敗者の感情を煽る
     (これはあくまで私の主観ですが、過去の事件を一部のマムージャ族の仕業と疑っていて、それゆえの個人的感情が入っていないとも言い切れないかと…)
    ●敗者が「どうでもいい、くだらない」と勝敗の分かれ目について意義や価値を見出していないことを表明する
    ●敗者が「こんな試練に意味はない、秘石なんてあとでいくらでも奪えばいい」と継承の儀の試練に込められた目的をまるで理解しようとしていない
     態度を表明する(ラマチは「試練を通じて各地・各部族の文化や歴史=大切にしているものを『知る』こと」だとこの時点では思っている)
    ●勝者が「この料理がふたつの部族が平和を築いた象徴である所以を知ろうともせず、力や謀略で(勝利という)結果だけを求めるなら
     この料理の真の価値を知ることはできない」と指摘する
     (この発言は流れから見てバクージャジャに向けたものであってゾラージャに向けたものではないし、これまでのバクージャジャとの
      関係性を考えるなら個人的な好き嫌いの感情が多少乗っかってしまってもしかたないと思います…彼女もまだ20歳くらいでしょうし、
      試練をクリアした高揚もあったでしょう。発言内容自体はフンムルクさんがすでに言っていたことの焼き直しにすぎなかったですし)

    という感じに私は受け取りました。

    あ、あと気になったのですが、

    これ、紀行録でカットシーンを見直しただけではちょっと見つけられなかったのですが、どの部分でしょう?
    発言の直後にヒカセンが微笑したのはありましたが…
    食の試練では後半戦終盤だと思います、その後がジャジャの幻影との戦いで終結なのでその一つ手前になります
    この時点で磨かれ途中という見方は出来ないと思います、それをやったのは未成年の主張みたいなヒカセンへの決意表明やったあたりなので
    シナリオ的に王の器的な面はあの食の試練でほぼほぼ完成として、その後のマムークを描いています

    ムービー箇所ではないですがそこで止めずに肯定してしまった上に、フィールド配置になった時に勝ったことを喜んだ時点で称賛に繋がってしまったと思います
    真っ先に否を唱えそうな大人達(サンクレッド・ウリエンジェ・フンムルク)がアレは流石に良くなかったんじゃないか?とヒントトークで後から言う事もありませんでした
    そこで制止なり注意なりしてウクラマトが反省する素振りでもあれば良かったのですが、その場の全ての大人キャラが肯定した事で称賛になってしまったんです
    ウクラマトのやる事に誰も異議を唱えない全肯定しかない、今までなら一人くらいはそれは良くないと止めに入る事が多かったですので
    その時点で異質だしキャラの性格的なものがズレてしまっているからこそ、その原因になったキャラにヘイトが向くことになってしまっています

    私自身もこの時点が一番ウクラマトというキャラをシナリオ都合で台無しにされたと思いました、他者の負けをあざ笑うようなキャラにされてしまったと
    6.Xで出て来たときからちょっとがさつだけど好印象のあるキャラだったので、メインを進めてどんどんキャラをシナリオに都合のよい形にされていくのが苦痛でした
    好きになって欲しいと言いながら、嫌われるような演出ばかりをされているのでライターさんはウクラマト嫌いなのかとさえ思っています
    少なくとも自分が趣味で文を書く身なので、好きなキャラは他の人にも好きになってもらおうと演出や台詞もこれで大丈夫かと何回も推敲します
    そういったキャラへの愛情が見受けられない、シナリオが先でそれに合わせてキャラを当てはめてパズルのようにしているだけなので
    こんなセリフこのキャラは言わないみたいなのが増えたんだと思います
    「このキャラならここでこうする、こう言うだろう」というのがあれば、シナリオや台詞の方を変えるはずなので

    黄金の一番の問題は、主役がウクラマトでもヒカセンでもなく「シナリオ」になってしまっている所です
    シナリオはあくまでキャラを魅力的に見せる為の添え物であり黒子や背景でなければならない、シナリオが主役を主張してしまってるのが今までと違ってしまっている点です
    時にはその流れや路を曲げてでも、読者やキャラに寄り沿うものがシナリオというものです
    新しいライターさん達はキャラを魅力的に描いた事で、結果評価されている石川さんのようになりたいと思っているのかもしれませんが
    そのためにはまずキャラの魅力を最大限引き出すシナリオを作らないといけないと思います
    ワチュメキとモロコシ様はライターが誰かわからないうちから好評でした、それはキャラを魅力的に書くが出来ていたからですよ
    (83)
    Last edited by kakelu; 01-03-2025 at 10:18 PM.

  2. #2
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    Quote Originally Posted by kakelu View Post
    食の試練では後半戦終盤だと思います、その後がジャジャの幻影との戦いで終結なのでその一つ手前になります
    この時点で磨かれ途中という見方は出来ないと思います、それをやったのは未成年の主張みたいなヒカセンへの決意表明やったあたりなので
    シナリオ的に王の器的な面はあの食の試練でほぼほぼ完成として、その後のマムークを描いています
    ここは個人個人の解釈なのでズレがあるのはどうしようもないですね…
    私のなかでは討滅戦をはさんでコザマル・カとオルコ・パチャが前半戦、ヤクテル樹海が後半戦という捉え方でしたので、
    食の試練の判定のところは後半戦の中盤でした。マムークが後半戦の終盤ですね。
    私はラマチの器がいちばん大きく磨かれたのはマムークのところだと思っているので、その前までのラマチはまだ成長途中で、
    討滅戦前までと変わっていなくてもあまり違和感がありません。
    食の試練までは『知る』ことがメインで、友の試練では『関わる』ことがメインに変わっていたと感じますので、
    シナリオ的に王の器的な面はあの食の試練でほぼほぼ完成
    という捉え方にむしろ違和感を感じます。とはいえこれは私の主観なので、冒頭に書いたようにズレがあるのは致し方ありませんね…

    ラマチの発言の捉え方のレベル感自体にもズレがある(私はバクージャジャの態度との比較で特に不快になりませんでしたし、
    「他者の負けをあざ笑」っているようにも感じませんでした。得意げではあったでしょうけれど、自分が大切にしている『知る』ことを
    大切にしない相手に対して、またさんざん嫌がらせをしてきた相手に対してなので、自然な範囲だと受け止めています)ので
    同じ土俵で議論する意味は本来ないのですが、せっかくご質問にお答えいただいたのであえて感じたことを言わせていただくと、
    フィールド配置になった時に勝ったことを喜んだ時点で称賛に繋がってしまった
    その場の全ての大人キャラが肯定した事で称賛になってしまったんです
    これはちょっと強引ではないでしょうか。勝ったことを喜ぶことと、ラマチの発言内容を肯定・称賛することは別だと思います。
    「肯定」「称賛」という表現だとまるで一緒になって敗者をあざ笑ったかのように聞こえますが、記憶の限りではそんな台詞は
    なかったように思います。制止や注意をしなかったことをただちに肯定・称賛とするのも短絡的に思います。

    シナリオに対しての意見・感想・評価を述べることは別によいと思うのです。
    それこそ捉え方・感じ方は人それぞれですから、自由です。批判もいくらでもしてよいと思います。
    ただ、すでに世に出た作品に対して「変えろ」「差し替えろ」「修正しろ」になると、それはちょっと違う気がします。
    「こうだったらよかったのに」「こうすべきだったと私は思う」と「こうしろ」のあいだには大きな差があります。
    私のようにこのシーンに対して特に不快感や違和感を感じなかった(むしろ自然だと思えた)人もいます。
    いち個人の捉え方・感じ方を根拠に軽々しく改変を求めてよいものではないんじゃないかなぁ、と感じて、
    まずはあのシーンについての異なる捉え方・感じ方があることを提示してみたのですが、すみません、これ以上はおそらく
    捉え方・感じ方の違いにより平行線となるだけですので、この件については私はここまでにしておきますね。
    ご質問にお答えいただき、ありがとうございました。
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