(ちょっと通りますよのAA略)
ともあれ、できるだけ多くの人が笑顔になればいいなあ……とぼんやり思いながら、個人的な雑感を置いておきます。
でも「グラフィックアップデートありがとう! たのしみ!」な浅学非才のひとなので、読みたくない人がうっかり読まないように折りたたんでおくわね。
○グラフィックアップデート、キャラの顔に何が起きたか
→全体的につくりが「実際の人体を参照したもの」になった。
特に目元~頬骨、口の周辺などが顕著。
○それは何が良くなるのか
個人的には、「カットシーンで、現実世界の映像作品で使うような構図やライティングを使える」などがあるのではないか? と推測する。
また、向上した背景美術とのなじみも良くなる。
あとミッドランダー男性に顕著な気がするんですが、半目ぎみのときに視線が事故る(黒目がどっかに隠れる)のも減るんじゃないかなって思う
○キャラクターモデリングとしては向上なのか劣化なのか
→意見は人によるだろうけど、個人的には非常に向上していると思う。
ただどうしても「イラストを立体に起こすことで出てくる魅力」というものは変質とか消失すると思うので、
そこがどうしても容認できないという感情は出てくると思う。それは責められるべきではない。
(特にアウラ女性はイラストの立体化というたたずまいが好まれており、今回はそれが失われた……という嘆きが多いと感じた)
ただ、容認できないという感情をそのまま評価に写し取って「劣化」と言っていはしまいか? というのはちょっと考えてみてもいいと思う。
(これは向上しているという意見の側でも意識しておきたい。フィードバックやその議論には、一度感情を横に置くことが必要)
○印象の変化のあれこれについて
「実際の人体を参照した正しい(寄りの)造作」と「これまでの印象」はどうしてもバッティングする面があれども、
個人的にはたいへん美しく、印象を汲んで作ってくれていると感謝している立ち位置です。
ただやはり失われるものはあるので、先の繰り返しになりますが心情は大事にしつつ、
実際としてはどうなっているかを距離感を変えつつ(引いてみたり寄ってみたり)するのが大事なのかなと。
○コスト等々について
エンドユーザーであるところのわたしたちでは推測不可能だし、するのはかなり礼儀を欠くとは思うが、
後々のこと(これからの十年)を考えてやっていることなのでイニシャルコストは相応にかかっているはず。
ポリゴンの話やまつげの話に代表される「個々に手がかけられていない」というあれこれに関しては、
すべての個々に手をかけつづけたから旧版のように(フラワーポットがキャラひとりぶん)なったのだと聞き及んでいますので、
気持ちは汲むとしてもバランスというものはありますし……とうんうん悩むことしかできない感じ。
○なぜ現状維持、もしくは延長線上でのハイクォリティ化ではいけないのか
(完全に私見として)
これまでのモデルはいわば「セミリアル風のイラストを立体に起こしたもの」という感じなので、
そこを突き詰めると結局絵柄が違うだけのアニメキャラモデリングになる気がする。
そして、そのジャンルにおいて現代でシェアを取るのは困難だと判断されたのだと思う。
(あとFF14の“らしさ”はそこではないと判断されたのもあると思う)
○これは余計なお世話かもだけれど
議論はしんどいから、みんなしんどかったらちょっと休むのがいいと思う。
怒るのも文章をしたためるのも画像を作るのも、気力と体力を使うので。
乱文ではございますが、そんな感じで。おそまつさまでした。
みんないい夏になるといいよね。