全般通して面白かったです!
王道な冒険譚と帝国に対する叛逆劇!
リセの成長をメインに話は進んでいき、敵にざまあみろ!と言えるものがあったりと、これぞ活劇!といった内容でした!
そういう反面【以降ネタバレにつき伏せます】
ヒエンがなんで水攻めに至ったのかがちょっと急すぎます。フラッシュバックなりして、どういう経緯で思い至ったのか説明が足りない。
アラミゴ奪還後、リセが唐突に歌うよ!にはびっくりしました。まあ自分が中国大陸の三国志やら春秋戦国時代の大戦ドラマの見すぎかもしれませんが、
勝ったら閧の声を上げて、うれしさを共有するものだと思ってましたが、エオルゼアだと急に歌うんですね!って感じでしたね。
個人的には、リセが「我々のアラミゴを奪還したー!だからみんな、祖国の大地に私たちが帰って着たことを教えるために、祖国の歌を歌おう!」から
リセが歌い始めるという展開なら、帰ってきたんだ、返してもらったんだな!となったら、すっきりしたと思います。
あとこれが一番いいたい!
自分がメインクエ中にNPCから聞かれる選択肢をネタで戦闘狂っぽくした結果なのかもしれませんが、
ゼノスが「私とお前はよく似ている! だから友にならぬか!」とか、何この子!かまってちゃんなの!?
やっぱり帝国皇帝の子供のまま大きくなっちゃった感じなの!?とゼノスかっけー!とか思ってた私が
ちょっと引いてしまう場面があって悲しいです。
例えば、「鬱屈した宮廷生活で、いざ戦ってみたら楽しくなってしまった」、とか「父上があまりに邪険にするものだから本気に
なったら強くなってしまって、評価されるようになったのがうれしい」だとかじゃなく、
「とりあえず戦うのが楽しい、でも孤独だった」以上!といわれてるとしか思えない感じでしたね・・・。
サイコパスみたいに、「人を殺してるとたまらなく心が昂る」というものでもよかったので理由がほしかったです。
そして最後に、
なんでゴウセツ死んだままにしなかったのですか?
ヨツユは爆発の水の流れでなんでか生きてたならわかるんですが、といいますかヨツユに生きていてもらわないと、
過去の遺恨についてスッキリしないので生きていていいのですが、ゴウセツについては冒険者と最後の旅路と
ゴウセツ自身が自分の過去を振り返りながら一緒に旅をして、最後まで自分の生き様を貫いてからの
ヒエンとユウギリという次世代に繋いでかっこよく最後を迎えたって言うのに・・・
なんでまた生き残ってしまった~にしたのでしょう? あのかっこいい死に様が残念な感じになって、
アラミゴとドマ編最初の旅の最後という最後でゼノスでかなりがっかりきていたのに(そのあとの神龍戦は最高でしたが)
エンディングを見ながらメインクエを振り返って、「ゼノスは残念だったけどゴウセツはかっこよかったなぁ」としんみりしていたところに、
生きてたというパンチを食らって、はぁ・・・とため息をつきながら首をかしげてしまいました。