FF11は結構思い出がありますが
14は数年後に何か思い出に残っているかというと…
それくらいほんとに印象が薄く強く惹き付けられる部分が少ないんだと思います


FF11では傷ついたチョコボを癒すために
頑張って草を取りに行って時間をかけて何回か与え、ようやく乗れるようになります
苦労した分達成感も印象も強かったのですが

14ではチョコボはお金(正確には軍票ですが)を出して買うだけです
チョコボ自体はかわいいし便利ですがそれだけです



FF11のミッション(FF14でいうところのメインクエストにちかいもの)
人型の亀がうろつく鉱山に行って、亀を倒して人形のパーツを集めてくるというモノがあります
PTを組んで乗り込んだのですがそこは阿鼻叫喚の地獄絵図
亀が大量にトレインし、PCの屍がそこらに積み重なっていました
何度も死に、経験値を失って、でも楽しかった
死んでもなお盛り上がり、パーツを全部集めたときは強い達成感がありました
そしてそれ以降もPTでさまざまな難関を突破し
次にくるミッションが新たな目標となりモチベーションを保ち続けてくれました

14は一定レベルにあがればメインクエストを受けられますが
受けられるレベルでソロでクリア可能で、やることも全部連絡帳に書かれています
ちょちょいと戦闘があってあとはストーリーを見せられるだけです
まぁ遠足みたいなモノです。達成感もありません



普通のクエスト(14ではサブクエスト)もFF11ではPTを組まないと難しいモノがありました
でもそれで自然とPTを組むことも覚えたし、そこで仲良くなる相手もいました
クエストを達成できればみんなで祝福し合い、連帯感も生まれました
ソロで出来るモノでも簡単なお使いから謎かけのようになっていたり、頭を使うモノも多かったです
わからないので他のプレイヤーと頭を捻ってみたりと交流もありました
クエストを開始する条件も様々ですので
新しいクエストが無いか探し回る内に世界観を深く感じることができました

14はクエストは一定レベルになると受けられます
クエストはご丁寧にマークが付いた人にしかありませんので
他のNPCには一切話しかけなくても問題ありません
基本的に受けられるレベルでクリアが可能です
いくばしょやることは連絡帳に書いてあります
かんがえることはほとんどないので小学校低学年でもあんしんですね
でもこれのどこが面白いのでしょう?




低レベルのあたりからでも密度の濃い世界を楽しめた11と違い
14はエンドコンテンツだけのゲームになっちゃうんでしょうか?
正直このままではPS3版は失敗するんじゃないかと思います。
PC版よりも家庭用オフゲRPGの延長として入ってくる層が多いと思うので
普通のRPGとしても楽しめるくらいのゲームでないと人はすぐ離れていくでしょう

新生でどう変わるかとても楽しみではあるのですが
マップやグラフィックが変わっても
根本的なところで変わらないと駄目なんじゃないかと思います
14のスタッフは11プレイしたことある人少ないんじゃなかろーか
一度自社製品で遊んでみることをおすすめします