コンテンツ中のDPSメーター反対で初心者の館での木人DPSメーターはOKという意見ですが以下に理由をまとめます。

コンテンツ中のDPS計測の特徴に
1.他のパーティメンバーのコンテンツ中の行動によって影響を受ける。
2.結果が、コンテンツ中、もしくは終了後にしか分からない。
というものがあります。

これら自体は良い、悪いということはありませんが、PT募集でDPSを設定し「それが出なかったら詐欺だ!」みたいな風潮になると、この特徴はかなり危険です。

例の新兵騒動のように意図的にDPS出し難く誘導されるような明らかな悪意を持って陥れるケースはもちろんですが、たまたま参加した野良(または固定の補充)のスタイルが、普段のやり方と違っていつものパフォーマンスが出せなかった、というようなケースも考えられます。

本人に騙すつもりがなくても「詐欺野郎」に仕立て上げられてしまう。
募集した側は「自分のような被害者を出さないためにも、この詐欺野郎を周知しよう。」と晒すかもしれません。
晒しはよくないと思っていても、自分は被害者で相手は加害者なので本人の中では正当化されます。
しかも「公式のDPSメーター」という材料まであります。

匿名情報を安易に信用するような空気がある中で、これは相当マズい状態です。
これが、私が心配しているコンテンツ中のDPSメーターのリスクです。

募集時の同意の上であっても、めったにないトラブルのリスクをみんなが認識するとは思えないし、
自分が被害にあわないまでも、こういった晒しが行われ、それをまとめサイトが取り上げ無責任に騒いだり「これがFF14の現実だ」みたいな空気を作られるのが嫌なのです。

木人DPSメーターではこのリスクはありません。
パーティ募集で、この数値で足きりが行われることについても、本人が事前に評価できるし、確認として募集主の目の前でやっても普段と大差ないスコアが出せることが期待できるので、私はそれほど問題だと思っていません。

木人DPS測定なら、個人のスキル回しの練習や成長の確認もできるし、アクションやステータスや装備のDPSに与える効果の検証も出来ます。
DPSメーターに求められていることの7割くらいは、リスクなく満たせるものと思っています。