
Originally Posted by
PhantomLady
え!!青燐機関て、対消滅炉だったんですね・・・・
ハイデリンそのものは元来ウランなどの重元素に富んだ惑星で、アラグ帝国が植民を試みたのも
その採掘が目的だった。
ガラスや水を通したとき放射性重元素に見られるチェレンコフ光が、後に青燐水と呼ばれるものの正体である。
つまり青燐水とはゴジラの背びれを光らせる、精製途中の高濃度の液体ウラン…おっとっと(^^
ハイデリンの自我については
数億年以前、マイクロブラックホールがハイデリンと接触したとき、惑星コアとの重力干渉で
ブラックホールが惑星地殻内部にとらわれるという非常に稀な事態が発生。
以後、ブラックホールは地殻内部を、惑星のコアを中心とした円軌道に乗ってしまう。
ただ、地殻を食いつぶしながら進行するため、その軌道は不安定であり、一種の電子雲のように
地殻内部に複雑な無数の空洞を創り出してしまう。
この空洞を通過するブラックホールに引きずられる形で走り抜ける電子の流れが、ハイデリンに
自我を生むこととなる。複雑な空洞とそこを走る電子流が神経組織に似た作用をもたらしたのだ。
超高速で複雑化する「神経回路」はハイデリンの自我をも超高速で進化させ、ハイデリンは
マイクロブラックホールを体外に排出するか、消滅させる手段を講じない限り、自分自身が
食いつぶされることを知る。
かくて惑星ハイデリンは己自身の生き残りを賭け、体内の異物と戦うことを決意したのである。
----------という話は、もう元ネタkSFがあったりしますがw