モンクは紅蓮のリベレーターの主人公ジョブだと言われ、モンク使いとして大いに期待していたところが、アーリーアクセススタート以降、パタリと話題に上がらなくなったモンク。

他ジョブが新技やそれに伴う新しいゲージの導入にワクワクし、盛んに新しくなったインプレッションが話題になる中、モンクに用意されたのは、今までバフとして見えていた迅雷と闘気ストックが新しいHUDとして表示されるようになっただけ。WSは全て弱体化され、クリティカルで闘気が溜まるという新しい要素もレベル62から。そりゃ話題にもなりません。

クリティカルで闘気が溜まり、戦闘継続中も闘気斬を再度打てるチャンスができた事は良い。
しかし、闘気斬によるDPS向上を抑え込む為なのか、地列斬以外の全てのコンボWSの威力が下がりました。クリティカルによる闘気充填はレベル62からですが、WSの影響はレベル1の連撃からです。レベル62を迎えるまでは事実上の弱体化なのは如何なものか。新生〜蒼天の全てのコンテンツがその弱体化の影響範囲に入り、そのフォローたるべき闘気充填アップは使えないまま。闘気斬の威力が320→250と2割以上下げられたのに、WSの威力ダウンは必要だったのか疑問です。

今回のモンクの新技は構えの極意と羅刹衝関連。1戦闘に2回使うかくらいの技です。新しい効果もノックバックと威力半分で再キャスト可能って、誰が使うんですか?ノックバックは基本使うべきではないし、再キャストも2体以上の敵が短時間で範囲撃ってきた時か2連続で移動したい時くらいしか有効な場面がなく、今までも羅刹衝と鉄山靠で出来たことです。

紅蓮一択になっている構えを使い分けさせたいのなら、単に新基軸を付与するのではなく、どういう効果があれば使われるのかを考えて欲しい。
例えば疾風の構え中だとWSの威力が半減するが型が進むごとに迅雷が増える。金剛の構え中はWSの威力が3割にしかならないが、迅雷タイマーの減りが停止する。
モンクの醍醐味は迅雷3状態で絶え間なく効率よく的確にWSを叩き込む事でトップクラスのDPSを叩き出すにあるかと思います。
被ダメをトリガーにして迅雷タイマー復活などという限定的かつ受動的なやり方より、構えの変更により迅雷のストックと維持を能動的に行う方がモンクとしてのアクション性の高さに繋がるものと思います。