クライアントパッチや、一部の不具合などを除いてはサーバー側の改修は開発に
決定権があるレベルではないと思われます。
MMO RPGの「本体」はインストールDVDの中ではなく、サーバー上で
アイテム・移動・戦闘、その他全てを管理するデータベースプログラムです。
今までの修正を見ると
・オートアタック ・・・プレイヤー側のPCで一定間隔で攻撃コマンド実行するようにする
・修理素材変更 ・・・素材を5つだけにする=新しいアイテムが5個増えた扱い
・エフェクト等の追加 ・・・PC側のプログラム変更のみで可能
といった、サーバ側に大きく変更を加えない「工夫」が多いことが分かります。
逆に言うと、
・もっさりUI・アイテムを一括売却不能・並べ替え不能
・アイテム枠拡張不能・装備枠と別にできない・リテイナー増やせない
・もっさり戦闘・エフェクトと実際の効果とにズレがある
・コピペマップ修正不能
などなどが改善されないのは、(開発の立場では)やらないというより出来ないからです。
これらはゲームシステムの根幹、つまりサーバー上のプログラムを全面更新する
ことでしか修正不能と思われます。
簡単に言えば、Windows98で動いてもっさり不安定状態のPCを何とかするには
HDDをフォーマットしてWindows XPなり7なりを入れるしかないということ。
そして、前開発が作って今動いているのもWindows98なので、Windows7を
入れるということは、もう一回FF14作り直しを意味します。
しかし、もう一回作る権限は開発ではなく和田社長にある訳で、「サーバーが」を
終わらせることは、社長が作り直しを決断しない限りは続くことになります。
看板タイトルを問題外の内容で出した後、ひたすら小さい修正を繰り返して
課金開始してドボンするのか、はたまた大規模追加投資して生まれ変わらせてから
課金して汚名返上を達成するのか、これは経営側の判断になりますね。