吉田さんの発言からすると、物理的な鯖を用意しているっぽくて、最近はやりのクラウド(Amazon EC2とか)は活用していないように見えます。

MMOの場合、ある程度、規模を柔軟にコントロールしようと思ったら、クラウドにした方が有利なように思うのですが、そうしなかった(と決め付けられるわけではないものの)訳はどんなことが考えられるでしょうか。
(クラウドにして、ワールドの追加・削除を機能として設計しておけば、即日でワールドを増やすということもできたでしょうし、将来過疎っても物理的な鯖が余ってしまう(不良資産を抱える)ということがなくて済むと思うのです。車で例えると、自分で車を買うのではなくて、沢山の車を持っている超大手のレンタカー屋さんと「当日、集まった人数が乗せられるだけの車を借ります」と契約するイメージ?)

ピーク時の混雑がわからないからこそ、柔軟に規模を変更できる形でスケーラビリティをあらかじめ設計に織り込んでおくということが、MMOの運営経験豊富なスクエニさんならできたのではないかと思うのです。

たとえば、パフォーマンスや信頼性の点で、クラウドは自前で鯖を持つよりも相当劣るものなのでしょうか。

ちょっと素朴に不思議に思っています。