キキルン「ごしゅいんさま、おねがいがあるるるのね。
       もぐるん、さみしさみしなのね。
      ふるさと、こいしーなの。

      でも、てぶらでかえる、だめなの。
      ぱぱるん、ちゃりちゃりだいすきね。
      ままるん、もっとちゃりちゃりだいすき。

      でも、もぐるん、ちゃりちゃりもってないの。かえれないの…。
      だから、イッパイギルほしーなの…。 
 
キキルン「我が主よ、お願いがございます。
      私は今、ホームシックにかかってしまい、古里が恋しくてたまらないのです・・・。 
 
      しかし、手土産ひとつ持たずに帰郷するのはいかがなものかと思いまして。
      私の父は金に目がない。母はそれに輪をかけて金に貪欲です。 
      しかし私には二人を喜ばせるほどの蓄えがなく、このままでは帰るに帰れません・・・。
      だから私はイッパイギルほしーなの・・・。