◆身の程を知り、身の丈に合ったクラス(固定)を選ぶこと
「身の程を知れ!」と言うと、普通はどこか否定的なニュアンスも感じられる表現なのですが、ここでは良い意味に捉えてください。
アレキ零式に挑戦中のプレイヤーが実際に見聞きする人間関係のいざこざの大半は、上記の例えにあるような、
能力別によるクラスの再編に際して起きている事柄ではないかと推測されます。
いうなればプレイヤー間の知識差・能力差が過度に開いている状況に際して起こること。クラスのミスマッチによるものです。
繰り返し述べますが、今回のアレキ零式では、難易度の方向性を、これまでのギミック重視からDPS・HPチェック重視に舵を切り替えました。
ひょっとしたらギミック処理においての瞬間的な判断力・対応力というのは、プレイヤー間の間にさほどの能力のひらきは無かった一方で
スキル回しの能力はプレイヤーごとに大きな能力の差があったのかもしれません。
ギミック重視の傾向によって、またREPなどの外部ツールの仕様が公式には正式に認められていないこともあって、
なかなかはっきりとはしなかったプレイヤー間のスキル回しの能力の格差が、今回の零式実装によって、よりはっきりと、より切迫した状況の中で浮かび上がってきた。
もちろん私を含め皆さんは、できるだけ早く零式をクリアして報酬を手にしたいと思っていて、
しかし現状では一人でも低DPSのプレイヤーがいるとクリア不能な状況なわけですから、
クリアしたいという思いが強いほど、自分よりDPSを出せていないプレイヤーをつい疎ましく感じてしまったり、
高DPSをたたき出せる上手なプレイヤーは、上手い人同士で遊びたいと思うのは、良し悪しは別として気持ちとしては理解できます。
開発が意図しているかいまいか、現状は、能力(スキル回しの上手・下手)によるプレイヤー間のヒエラルキーの再構築が行われているという状況です。
私はこの様な状況が生まれてしまうこと自体どうなんだろう…と思っていますが、私がどう思おうが現実起こっていることなので、
そこについては私一人の力ではどうしてみようもありません。
なので、個々のプレイヤーが一人ひとり、心構えとしてできる事は、
自分の能力がいかほどであるかをきちんと受け止める事。そして、同じくらいの能力の人たち同士でグループを作って、それぞれ挑戦を楽しむことなのだろうと思います。
ヒエラルキーの再構築が進むと、次第に以下の様なグループ分けが自然になされてくると思います。
(A)ガチ固定グループ
禁断装備必須!VC必須!高くそびえたつ高DPS・HPチェックを、高度なスキル回しや禁断装備で乗り超えてゆくつわものたち。
早期クリアを切磋琢磨しながら目指すグループ。現状で言うと、すでに3層に到達して、限界を感じ始めているグループ。
(B)普通(?)の固定グループ
禁断必須とは言わないけれどVCは導入してね。開発の想定内の進捗度合でコンテンツを進めるグループ。
現在1層はクリア、2層に挑戦中のグループあたりがここに相当か。
(C)ゆる固定グループ
大迷宮バハムートは難しそうで敬遠していたけれど、今回アレキノーマルをやってみて、自分にもできるかな?と思って始めて見たグループ。
現在ファウスト先生になぎ倒されています~1層挑戦中のグループ。
(D)ノーマルで十分ですグループ
バハにも行きませんでしたし、アレキ零式にも興味がありません。でもアレキノーマル実装でストーリーが追える様になったのはうれしいです。…というグループ層。
ここで大事だと思うのは、これまでの固定のイメージを意図的に変えていくことなのかなと思っています。
何がいいたいかというと上記(C)の「ゆる固定」という枠組みが確立していくと、状況はよりゆるやかになっていくのかなということです。
「固定」と言うのはなにも、ガチにプレイする人たちだけのプレイスタイルではない。
気の合う人たち同士で、早期クリアをもともと念頭に置かずに、互いに励まし合いながらゆっくりとプレイするというのも、また乙なものではないかと。
そうした「ゆる固定」のプレイのスタイルを、今回のチューニングの調整が(装備を揃えればいつかはクリアが出来るという見通しを持ちやすくなったことによって)
後押しをしてくれるのではないかと思うのです。


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