パッチ2.1での白魔道士の変更点について

[lical]

私は今回の修正、割と妥当だと思ってますしそんなに悲観的ではないです。

今までのメディカラは
『範囲回復魔法で一番広い範囲を持ち、
　12秒でケアルガの回復量を超える、ある程度の瞬発力も持ち
　コストはケアルガよりも少なく
　目に付くデメリットは詠唱が長いぐらい』で
発動から15秒後経過した時点で回復量700が8人で計5600という
性能を挙げてみると割とぶっ飛んでるのがよくわかる魔法です。

範囲回復魔法に限らず似たようなスキルが複数あるなら何でもそうですが
ケアルガのように
『対象がかなり近くに集まってる必要があるし
　コストが範囲回復魔法の中で一番高いが
　瞬発力と回復量を兼ね備える』とか
メディカのように
『コストは一番低いが、回復量も範囲もそれなり』
という違った一長一短があるべきで、だからこそ『使い分け』が出来る。

当たり前ですが『使い分け』するためには、ケアルガがある程度『使える場面』が必要ですし
メディカラが『使えない場面』も必要です。
じゃないと結局メディカラ使うだけですしね。

ケアルガは8人全員にかけたとき、一瞬で総合回復量4400を叩き出すという強力な魔法。
それをケアルラの2倍程度のMPで唱える事が出来るので弱い魔法のはずは無いんです。
今までは範囲4mがあまりにも短すぎた上にメディカラがほぼ上位互換だったせいで
ケアルガが有効な全員が密着するほど集まっているような場面でさえメディカラでいいや、になってました。

たとえば蛮神等のボスが全体に大ダメージな必殺技を使う時なんかは、今までは当然のごとくメディカラど安定でしたが
今回の修正で同じようにメディカラを使えば、HPが全回復するまでに多少時間が掛かる事になり若干不安が残ります。
ですがケアルガ修正後の範囲6mと言えばシャドウフレアやフレイミングアローより一回り大きいです。
全員がある程度意識を持って集まれば、ケアルガの範囲内に十分収まると思いますし建て直しは可能と考えています。
意図的にメディカラを『先に掛けておく事』でMPに余裕を持たせ、一気に減った分をケアルガで建て直し
残りをじわじわメディカラで回復するなんて使い方も出来るのではないでしょうか。

これはあくまで私の理想であり実際その通りの性能を発揮してくれるかは実際触ってみないとわかりません。
せめて範囲○○mぐらいじゃないと使いにくい！とか単体回復魔法が良い！ってひとも散見されますが
一気に範囲を広げすぎると逆に今度はメディカラ含め他の魔法のお株を奪う事になりかねませんし
単体回復魔法（アビリティ）は既にケアル、ケアルラ、リジェネ、ベネディクションと4種類あります。
それらは既に住み分け出来ています（と思ってます）。

procについては例えば前衛チームが全員大ダメージを受けたとき状況に応じて範囲回復魔法を飛ばすよりは
ケアルラで優先度の高いメンバーの順から持ち直そうとする事もあると思います。
その時にケアルラがprocしたらラッキー、全員まとめて回復できるかな程度の使い方でしょうか。

最後に纏め。

『ここはケアルガで回復か、メディカラで行くか、いやメディカで十分か。いやいや単体回復魔法でなんとか。』
って状況に応じて試行錯誤し、最終的にPTを全滅から守る事こそがヒーラーとしての戦闘の醍醐味であり
楽しい部分であり、遊ぶためのモチベーションだと私は思ってます。
そう思わない人も当然いるだろうし、今回の修正では単に回復量が減って
使えない魔法の範囲が微妙に増えただけとしか思えない人もいると思います。

でも悲観せずに一度プレイしてみてこれからの白魔が本当に酷い性能ならばもちろんFBするべきだけど
最初から今回の調整をマイナスだけだった、と捕らえず白魔道士というジョブを嫌いにならないで欲しい。

私自身が2アカウントでプレイしていて、サブキャラのメインジョブという微妙な関係ではありますが
私が先日初めて大迷宮バハムートをクリアしたジョブでもあります。

私としては最初みた時はあんまり酷い調整では無いと思っていた（メディカラの使いどころが変わるなぁ程度）所で
このスレでボロカスに叩かれ、白魔道士嫌になった人までいたので言いたい事を纏めてみた次第であります。以上です。

超長文、失礼いたしました。