「いいね」ボタンが多用されてない議論のほうが良い議論?
「いいね」ボタンが他者を排除する道具として使われている?
「いいね」ボタンと建設的な議論との関係性を、二つのスレッドから読み取ってみました。
まず、結論から言いますと、「いいね」ボタンが多用されている議論よりも、ほとんど使用されていない議論のほうが、結果として比較的質の高い議論が行われていることから、よい議論では「いいね」機能はほとんど使用されないということ、また、多用されているスレッドでは、実質的に「いいね」機能が他者を排除する道具として使われてしまっているということ、がいえるということです。
比較するスレッドは、以下のものです。
・スレッド: 現時点でのオートアタック導入に反対するスレッド
http://forum.square-enix.com/ffxiv/t...83%83%E3%83%89
・スレッド: ガンビットシステムの実装の提案
http://forum.square-enix.com/ffxiv/t...8F%90%E6%A1%88
双方のスレッドを見ていただけると、どちらとも、スレッド主の意見に疑問を抱く立場の方が多く意見を投稿しているということがわかります。
しかし、「スレッド: 現時点でのオートアタック導入に反対するスレッド」では、スレッド主のような考えを持つ方、または、どちらとも取れない中間的な方への、排除するような一方的な意見が見受けられました。いわゆる、荒れている状態であったと考えられます。そこには、相手の意見を理解しようとする姿勢はあまり見られず、建設的な議論が行われる環境としては難しいものであったといえます。
一方、「スレッド: ガンビットシステムの実装の提案」では、スレッド主の意見のような考えを持つ方、またはどちらとも取れない中間的な方への、排除するような一方的な意見はほとんど見受けられませんでした。そこには、建設的な議論が行われうる環境があり、実際にある程度のよい議論の形にはなっているように思われます。
両者の違いが生まれる原因は、主に、スレッド主の姿勢、そのスレッドでの議論に参加する者の姿勢によるところがあると思います。
前者では、そもそもスレッド主の姿勢が建設的な議論を可能とする姿勢であったかは疑問な部分があると思います。そして、参加者側にも、そのスレッド主の意見に対して排除しようとする意見、その意見に野次馬的な感じで「いいね」ボタンが追加されていくなど、理解しようとする姿勢はほとんど見られませんでした。
一方、後者のスレッド主の姿勢は、投稿される意見にこまめに返答し、反対意見に対しても一見聞く耳を持っているように見受けられます。また、参加者もスレッド主の意見を理解しようとする努力をしています。
スレッド主の姿勢に応じて、意見を述べる側の姿勢や対応する者も変わりますし、参加者そもそもの議論に参加する姿勢も影響していると思います。
結果的に、前者は荒れて、後者はある程度建設的な議論が行われています。
こうしたことを踏まえたうえで、両者のスレッドにおいて、「いいね」機能はどのように利用されているかを見てみます。
すると、前者の「スレッド: 現時点でのオートアタック導入に反対するスレッド」では、スレッド主の意見への反対意見に「いいね」ボタンが10を越えて押されているものが多いということがわかります。中には、30を越えているものも見受けられます。そして、その現象は、スレッドの当初から起きています。
一方、後者の「スレッド: ガンビットシステムの実装の提案」では、スレッド主への反対意見を含むほとんどの意見に対して、「いいね」機能が利用されていないことがわかります。
以上、「いいね」機能は、質の高い議論とは距離をおき、質の高くない議論と親和的であることがわかります。また、質の高くない議論では、「いいね」機能が実質的にスレッド内での多数派による他者を排除する道具として用いられていることがわかると思います。
以上です^^;
長文になってしまい申し訳ないです。
今後の議論の参考になれば幸いです。
追記:
・現時点での「スレッド: 現時点でのオートアタック導入に反対するスレッド」は、よい議論の方向に向かっていると思います;;
そして、そこでの議論がよいものに改善されたのに対応して、「いいね」ボタンの数も激減しているのがわかると思います。
・「スレッド: ガンビットシステムの実装の提案」の方で、しっかり説明する努力をしてくれてはいるのですが、一部頑固な部分も見受けられ、その点で議論がよいものになるかどうか心配な部分がでてきましたね。議論に参加している者が出来る限り相手の考えを引き出そうとする努力を続けており、その点で参加者の姿勢にカバーされている部分はあります。お互いに、相手に失礼のないような文体を心がけており、荒れることはないと思いますが、これ以上の議論は望めないかもしれません。ただ、議論としては、「スレッド: 現時点でのオートアタック導入に反対するスレッド」よりもよい形が出来ているように感じられますし、ある程度の論点が出されたのではないかと思われます。
また、見解にもそこまで影響はないように感じますし、やはり、議論としてなりたっている場合、「いいね」機能はほとんど使われないということ、議論として成り立っていないスレッドでは、「いいね」機能は排除の道具として、その傾向を強めてしまうといえると思います。
・他のスレッドでも、雑談ではなくある程度ディスカッションという形式をとっているスレッドでは、こうした見解は大体当てはまっているのではないかと思われます。
・見解を逆に捉えると、ある意味、「いいね」が多い部分は、議論としてあまり良くないという情報を教えてくれるということになりますから、有益な情報とみなすことも可能という意見もあるかもしれませんが、やはり、排除の道具として利用されてしまっている時点で正当化はされ難いと思いました;;