何をもって個性と捉えるか、でも大きな個人差があるので、身も蓋もない物言いをすると、究極のところこれって好みの味付けくらいの差でしかないのですよね……
毎食出てくる目玉焼きに塩かソースかしょうゆか胡椒か、くらいの。例えが適切じゃないかもしれませんが……
もちろん目玉焼きを更にベーコンと共にトーストに挟んで更に美味しく魅せる人もいれば、いや何を加えたところで結局メインはずっと目玉焼きじゃん……と別の味を欲しがる人もいます。
つまり、既に言及されている通り、現在の状態を「個性があるか/ないか」というのは、個人の感じ方の問題になるので、ちょっと難しい話だなぁ、と。
それぞれのジョブのスキルを活かし、最大限に突き詰めるプレイヤーの「個性の遊び方」も、そのジョブにしかない要素を愛する「個性の遊び方」も、どちらも正解。
「個性」に、火力の追求を含めたジョブそれぞれの工夫を含めるのも、極論それは火力の追求でしかないので別の「個性」が欲しいと思うのも、好みが違うだけの話でしかありません。どちらも正解です。
自分は「ジョブならでは」を個性とする派ではありますが、ジョブそれぞれの火力を突き詰める職人のような遊び方も、ジョブへの理解が深くないと出来ないので、火力の追求へのアプローチの違いなどを「個性」と呼ぶのは、自分が思う個性の捉え方と違いはないと思います。
ジョブのどこが好きだと思うのか、どこに満足するかというお話。
しかしネックになるのが、他のスレッドでもこのスレッドでも既出の問題、「高難度コンテンツという遊びのあるFF14では、ジョブらしさの性能が時に有利不利を生む」こと、そして「その有利不利が、プレイヤー同士の選択の問題で、参加へのハードルに繋がってしまう」こと。
「ならでは」「だからこそ」を求めすぎると、一部の遊びで仲間外れにされてしまう、という状況を生みかねないという事実ですね。
こうなると好みの味付けなど言ってられなくなり、「より多くの人が食べられる味付け」を追求せねばならなくなります。
そんな有利不利を極力なくすため、「ならでは」「だからこそ」を調整し、時には削ぎ、成功してきたのが現在までの状況です。
そういう理解の仕方なので、バランス重視の調整は正しいと思ってます。
自分個人単位の話なら、「らしさ」を追求した結果仲間外れにされるくらいならそのコンテンツで遊ばない、が回答ですが、その「らしさ」のせいで多くの人が不利益を被っているなら、それは歪を生んでいるということ。正すのは間違ってません。
ただまあ、ワガママを言うなら、「ちょっと求めてた味と違う……」と内心思ってしまうだけですね……スミマセン。
「正しい調整」が自分の好みに合うかどうか、の話になってしまいますね……
結局これ、最終的にはバランス重視でも尖った性能重視でも、「どこまで妥協できるか」に辿り着くんじゃないか、というのが自分の結論です。これを言ったら終わりな気もしますが……
じゃあ「個性派」のお前はどれくらいなら妥協するんだ、って話になりますが、自分は5.0漆黒で言うなら、召喚士や機工士の改修は(内心の寂しさはあれど)納得できるけど、占星術と詩人は「ちょっとやりすぎでは?」と思いましたね。うまく伝わるかわかりませんが、上手い説明が難しく……
そしてやはり、「どちらを優先してほしいか」なら、バランスは大事だけど、調整するならできるだけこれまで有していた個性は失くさない調整であってほしい、と思っています。
そういう感じです。では、長々と失礼しました。