プレイ体験(アイデンティティ)とゲームバランスについて

[Tonaka]

良いタイトルが思いつきませんでした（ーー；）
クラス＆ジョブのフォーラムを見ていて皆さんのご意見を頂戴したくスレを立てさせて頂きました。

違ったプレイ体験という吉田Pからの言葉をよく聞きますが
フォーラムを見ていると各ジョブのプレイ体験よりもバランス、特に高難易度コンテンツの席やクリア難易度(DPSや蘇生スキルなどなど)の方が重要視されてるのかな？と感じています

ほんとは違ったプレイ体験でストレスないバランスで効率よくが1番なんでしょうが
それは無理なので……

皆さんは各ジョブのプレイ体験(アイデンティティ)とゲームバランス(高難易度の席や各クラスの不憫な所含む)どちらか一方を優先するとしたらどちらを優先して欲しいですか？

例えをあげると
タンク
・ナイトのインビンはアイデンティティと言われてますが、他タンクではインビンが欲しい
・戦士のクリダイ確定スキルはシナジー受けれない、装備共有できない、席がない
　チェストの枠的にもわからなくもないけど、タンク共有できるなら近接メレーもとかって他でもなるのでは……？クリダイ確定の爽快感が他タンクとの違ったプレイ体験なのでは？

ヒラ
・無敵スキル(特に暗黒のリビデ)時、100%回復できるのが白のベネしかない、ベネ欲しい
　ワンポチで済むのは楽だけど、他でも使えたらガツンと回復できる白のアイデンティティとは……
キャス
・召喚簡単で蘇生もシナジーもなんでも出来る
　ジョブコンセプトが古い設計(色々なMMOを参考にという意味で)なので見直しがそもそも必要なのかもですね
・黒魔に席がない
　火力が高いが蘇生がない＆練度(反復回数)がキャスの中で多く必要など

あげたらキリがないので、一例として見ていただけると有り難いです。

ロールでジョブごとに有利不利がつくのはプレイ体験を違ったものにする場合致し方ないと思うのですが，それよりもあのジョブが出来るならこのジョブでも出来るようにして欲しいという要望が多いと感じました。

個人的には好きなジョブは最弱でもいいのでプレイ体験(アイデンティティ)とコンセプトを優先して欲しいです。最弱ならみんなやらなくてラッキーにすら思えるので変わったプレイ(多様性含む)を楽しみたいです。
ただ、新規を考えるともっと簡単にが求められてそうと思います。

極論になりますが、バランスを重視する場合、正直武器の見た目とスキルのエフェクト、スキル名だけ変えて全部同じ効果でいいんじゃない？そしたらバランスにさく工数減るし不満出ないよね？って思ってしまいます。面白いかは別としてですが

塩梅よくがいいのはわかっています
その中でも皆さんはどちらを今後優先して欲しいですか？理由を添えて頂けると嬉しいです。

[Dipper]

個性とバランスのどちらが、というような両立できない要素ではないと思います
ネックになるのはバランス云々よりも「1ジョブで全コンテンツを攻略可能」というルールなんです

FF14に限らずほとんどのMMOで、各アップデートごとの目標となるような最上位コンテンツは1つしかなく
最上位コンテンツを攻略できるなら下位のコンテンツは全部どうにでもなるので
最上位コンテンツで有利になれるか、という評価がされがち

苦手なものを苦手と受け入れれて、全コンテンツを楽しむためには複数ジョブの使い分けが必須と割り切れば
得意な所で光るものを用意できると思います
その場合、最上位コンテンツが得意なジョブの評価が確実に上がってしまうので
最上位コンテンツを同時に複数用意して全ジョブが同程度に活躍できる場を用意する必要があります

まあ、高難易度コンテンツのコストとか考えると現実的じゃないのかもしれませんけどね……

[sijimi22]

個人的には、「全コンテンツにおいて全ジョブクリア可能」となってれば
あまりジョブとコンテンツのバランスは考慮しないので差があっても気に
ならないです。（寧ろ、その差を考慮してPTを考えてクリアしていく方が好み）
というか今のジョブバランスの方が整いすぎというか先が見えてるので思い入れが
できにくい。

あくまで個人的な心情ですが、全ジョブクリア可能だと太鼓判を押されてるのなら
ジョブにこだわってクリアしようがコンテンツに合わせてジョブを選択しようが
そこに支払う代価（時間とか）を割り切れればシステムとしては問題ないでしょうから
その性能を含め攻略の仕方などは個人で選択すればいいかと。

とはいえ、これが時流に合ってるかは別問題。
FF14 のコンテンツって先人の知恵を借りれば考察する必要もなく進めるし
最上位コンテンツでも周回という手法が紛れてる為にできるだけ短時間に終わらせたい
という方向で嗜好が動くわけですからそれを前提として自分の好きなジョブで遊びたいと
なるとPT募集の条件などからどのジョブでも一緒の方が選択肢に入りやすいとなり
その遊び方が主流なら全ジョブ一緒ってのはまぁ、悪くない選択肢になりえるのかな。

ジョブで調整するより見た目を開放して（全ジョブの装備でミラプリ可能）ジョブ選択を
気楽にできる方向性ってのも本来はありかもしれない。アーマリーシステムによる
気楽なジョブチェンジってのが行かされてないのがもったいない。

[YSflm]

現状で特定のジョブがハブられてるって事はないので今のままで良いです。

[MikanCancan]

今の方向性で良いかと思います
(現状からどちらにも傾いて欲しくない派)
インビンやらベネやら色々挙げてますが結局、代償は払ってるので特段優遇とも思えないです
コンテンツに合わせてジョブ選ぶのも、1つのジョブに拘って色んなコンテンツに行くのもできる状況なので困ってないです

[Kamone]

本来フォーラムで扱うべきお手本のような議題だと思います。

私は可能なのであればアイデンティティを尊重したゲームを望みます。
FFシリーズの名を冠するFF14では好きな時に「ジョブチェンジ」出来るのが最もFFらしさを表している部分だと思うのですが、
いまいちこの「ジョブチェンジ」を活かしきれてない部分があるのもFF14だと考えています。

例えば過去のFFで言うならAという敵は物理に弱く、Bという敵は魔法に弱い、だからAがいっぱい出てくるダンジョンには竜騎士を多めにした編成で行こう、とか
Bがザコとして出てくるボスには黒魔道士をつれていこうなど、そういった「ジョブチェンジ」の使い方が出来た作品も多いのですが、
FF14ではAもBも差はなく各ジョブの能力もほぼ同じ、というのが新生当初からのコンセプトとなっていました。

其れはジョブ格差、または敵に格差をつけてしまうとオンラインゲームならではの「最適解を生み出す人たち」がそのジョブに高い評価をつけて、
それを真に受けた「最適解を正解と解釈してしまう人たち」が他のジョブを（そんな事はないのに）低く評価してしまう流れがあるからだと思われます。
誰かが「黒魔道士はAに対して他ジョブよりダメージが出ない、だから黒魔道士はAが出るコンテンツに来るな」と評価をしてしまえば、
ジョブへのイメージは低くなり、ゲーム全体で特定のジョブをハブるような行為が多発します。（実際紅蓮の当初は特定ジョブを入れない募集も目立ちました）

しかしここで「ジョブチェンジ」が出来る環境であれば黒魔道士は竜騎士にジョブチェンジして「最適解」を得る事が出来ます。
ですがFF14では「ジョブチェンジ」が手軽に出来ません。

理由は色々考えられますが、恐らくここが開発側と我々プレイヤーの意識の相違点だと思われます。
開発側としてはプレイ体験(アイデンティティ)を尊重したい、プレイヤー側は（特定ジョブがハブられるような思いをしたくないので）ゲームバランスを尊重したい。
故にプレイヤー側の意識に寄ったバランス重視のシステムで、ジョブの性能は平均的、
UIやスキルだけを変更してジョブに個性を持たせている（かのように思わせる仕掛けをしている）のだと思います。

たしかにこれで不満はないのですが、私としてはAが出るコンテンツには竜騎士、Bが出るコンテンツには黒魔道士で行けるような世界にしてほしいです。
お気に入りジョブへの思い入れは強いですがジョブの個性をもっと際立たせる仕組み、例えば絶対に今のFF14にはあってはいけない「バッファー」「デバッファー」、
ナイトのインビンのように最適解とは違う「別解」を示せるスキル、「属性」に対しての強弱、などなどジョブの「個性・特性」をより強くして、
「それぞれのコンテンツへの適正」を定めるようなシステムになっても良いんじゃないかなと思います。

それによって当然「Aに黒は来るな」「Bに竜は来るな」という風潮が起きたとしても、
「Aでは竜にジョブチェンジBでは黒にジョブチェンジ」が出来れば良いだけなんじゃないかなと考えております。

尤も、今までのFF14の流れを見てきてシステムがいきなりそんな風になるとは思っていませんが、
そちらのほうが「FFらしいFF14」なのではないかなと思います。今のFF14は「FF14らしいFF」です。
昨今の実装を見ても新ジョブの初期レベルがどんどん上がっている事や、各ロールクエストの攻略を推奨している事、
全ジョブLv80到達者に報酬を用意している事などなどを見るに、開発側もいろんなジョブに触れて欲しいと思っているのだと解釈しております。
ならばいっそのこと既成概念を壊してでもFFにおけるジョブの在り方をもう一度見直して見てもいいのでは、と思う次第です。

[Anndroid]

最初の投稿を見て思ったことは Kamone さんが
すべて書いていらっしゃいました。
実際にそうあるべきだ、ということではありませんが、
気持ちでは強く賛同します。

FFXIV を始めて半年ほどしか経っていませんが、
既に (同一のロールの中では)
「ガワが違うだけでやることはどのジョブでも同じ」
だと感じています。もったいないことに。
私は、たとえ特定コンテンツでハブられジョブが出たとしても
ジョブごとの個性を強くした方がゲームとして楽しいと思います。
(FFXIV は、全ジョブカンストが難しいわけでもなく、
ジョブを変えれば良いではありませんか。
かつての FFXI のような地獄はないでしょう。)

ただ、現状は分かりやすさ、とっつきの良さを重視した
ポリシーの帰着なのですよね。今後も変わることはないのでしょう。
こうしたポリシーがあればこそ、サービスを始めて 10年も経った
オンラインゲームに初心者が乗り込んでいけるのだとも思います。
(ビジネス的に大事なところ。)

そして、そのポリシーから溢れた個性的なジョブは
青魔道士のようなリミテッドジョブとして
実装する作戦なのかもしれませんね。

[sisiru]

着替えれば良いと考える人と、着替え強要が発生し得るような高難易度をプレイする人だと「着替える」という行為も違ってそうです。

高難易度コンテンツプレイしていて、「今まで赤魔道士をやってもらっていたが、火力重視の編成に切り替えたいので明日から黒魔道士にできないか？」と言われたら即座に「無理です」って言いますね。
着替えれば良い、という方は別ジョブへの着替えが必要になろうとも余裕で着替えられるという事なのでしょうか。

[Anndroid]

高難易度コンテンツプレイしていて、「今まで赤魔道士をやってもらっていたが、火力重視の編成に切り替えたいので明日から黒魔道士にできないか？」と言われたら即座に「無理です」って言いますね。
着替えれば良い、という方は別ジョブへの着替えが必要になろうとも余裕で着替えられるという事なのでしょうか。

これについて語ると感情的で不毛な議論に終始するような気がします。
結局好みの問題で、ここではみなさん好みを述べているだけです。
あえて回答すると、私が「別のジョブに変えれば良い」ということには
次のような考えが基底にあります。

1. 現状の FFXIV のジョブ育成難易度を考慮すると、
高難易度と呼ばれるようなコンテンツに参加する方なら
ジョブ変更がそこまで難しいものだとは思わない。

2. ジョブチェンジできないという理由で排除されるなら、
今のジョブで勝てる方法を自分で考えて自分でチームを組めば良い。

3. ジョブの個性を強めることで、特定のコンテンツでは
絶対に勝てないケースもあるかもしれない。この場合は諦める。
(FFXI では現実にありました。それもメインクエストで。)

報酬目的で仕方なく戦闘をしているか、
戦闘自体を目的とするかでも感じ方はかなり異なるとは思いますが、
私は仮に自分が不利益を被ることがあったとしても、
どのジョブを使っても同じ戦闘システムより
ジョブを使い分けて戦えるほうが面白いと信じています。

そして、Kamone さんが既におっしゃっていますが、
「トッププレイヤーが考案した最適解が唯一の解である」
と思い込んでそれをなぞるプレイヤーが非常に多いだけで、
現実には作戦次第でどうとでもなるケースがほとんどです。

でも、ご質問なさっているような状況に強いストレスを感じる方も
たくさんいらっしゃいますよね。現状で FFXIV は
そうしたプレイヤーの気持ちを重視して
能力を平均化させているのだと思います。

(そもそも最初に申し出たものと別のジョブができないことで
排除されるならそれは当初の話と違うのではないか、
というところは一旦脇に置いておきます。)

[Anndroid]

ちなみに私はモンク Lv45 です。
他のジョブには変更できません。