メイン終わったので感想を。
前半で"仲間と共に"を意識していたはずのウクラマトが後半で仲間を置いて1人で戦おうとするのにモヤモヤ。
「話を合わせておこうぜ」と悪どい顔をするウクラマト。
そんなこと言うキャラだっけ?
実直で素直、天然おてんば王女のウクラマトはどこへ?
元水晶公だったことから、現場を冷静に見ることができるグラハのセリフで良かったのでは?
前半で語られていたウクラマトの人格が後半に入ってからキャラ崩壊しすぎていて、物語に集中できなかったです。
状況を説明し、疑問を抱き、答えまで出してしまうウクラマト。
王女から引率の先生になったよう…。
"好きになりたいから知ろうとする。
知らば知るほど好きになる。"
そんなことを伝えたかったはずのウクラマトが何で知った結果国滅ぼすねん。
結局、自分の民が大事なスフェーンと同じやないかい。
死者を大事にするスフェーンと生者を大事にするウクラマトで対比を描きたかったんじゃないんかい。
最後に取る手段は、自分の好きなものの為に、相手を滅ぼす選択をするあたり、これは前半のウクラマトではないな、と感じました。
共存の道を選ぶのが、平和の王女だったのでは?
自分を誘拐して、酷いこと散々してきた双頭とも、事情を知ったからあの部族を守ろうとしたんですよね?
なのに、民を守る為、苦渋の決断をした博愛の王は倒す?
そこにどんな葛藤と愛があったのかも知って?
クルルとエレンヴィルの親も、死んだ人達の思いを全部知ったのに、ぶっ壊す?
笑顔が大好きな平和の王女が?
都市を廃墟に変えた時、仲間は笑顔になれましたっけ?
ちゃんとキャラクター性を維持して欲しかったです。
今回の黄金、設定だけ見れば本当に素晴らしい要素がたくさんありました。
前半では、
・まだ見ぬ新大陸へのワクワク感。
・伝説に聞く黄金郷
・先代王が封印した魔物
・国を左右する王位継承争い
・暁の対立
・新大陸に生きる人々の文化と歴史
後半では、
・技術が発展した国と成長している国の死生観
・魂と記憶を操作する異文化
・従来の世界観とは全く違う新世界
・大切な人との死の別れに対しての向き合い方
などなど、面白い要素しかねぇ…!だったのに、結果がウクラマト唯我独尊ワンダーランドで非常に残念でした。
かといって、後半クルルやエレンヴィルの話の時には突然空気になるウクラマト。
ここでやっとクルルやエレンヴィルの深掘りがくるのかと思えば、やっぱりウクラマト。
スフェーン、ヒカセンと話がしたかったはずなのに、それを邪魔するウクラマトといった様子にも見えてしまう。
そもそも、あらゆる戦いを経験してきたヒカセン、グラハ、クルルが何でここまで意思共有をしないのか。
話し合え、仲間じゃなかったのか。
ここはこのキャラに語らせればいいのに、と思う点は全部ウクラマトがもっていきました。
ヘイトが高まるのも自然かと思います。
君は笑顔を求める、平和が大好きな王女だったはずなのに。
ウクラマトは、誰かのセリフを奪ってまで、自分を登場させたいとは思わなかったはずです。
それこそ、その世界に生きる人々の意思を尊重し、譲り合って平和を維持するのがウクラマトだったんじゃないんですか?
仲間を大事にしなかったせいで、メインストーリー戦争開幕させちゃってますよ。
どうか今一度、ff14に生きるキャラクター達をちゃんと見てあげてください。
運営的にメスガル実装だから人気の出るキャラにしよう、とかとりあえず暁メンバー出しとこう、とかではなく。
その世界に生きる彼らの生き方を、商業的なご都合抜きで描いて欲しいです。
恐らく、ウクラマトの出演回数がコーナと同じ程度であれば、こんなに嫌われなかったと思います。
そして余力をゾラージャに与えられた奇跡の子としての圧力や双頭の苦しみをもっと丁寧に描けば、小物感のない悪役になれたはずです。
新大陸や鏡像世界の人たちの群像劇をヒカセン中心で見ていくことができたら、理想でした。
