あんまり議論するのもどうかと思うのですが、まあ少しだけ。
人と人が分かりあえるというのは素晴らしい事だと思いますよ。ですが、現実には我々の国内にすら「家」という境が存在します。同じ言語を使い同じ文化の中で生きる我々の間にさえ垣根は存在するのです。世界を平等にというなら、まず自分の財産と隣の貧乏人の財産を平等にしなければそれは実現しないのです。多文化共生というなら、余所の家のルールを我々の家の中に入れなければならないのです。多文化共生とは、ただそれが国単位になったというだけの話なのですから。
日本文化を理解する外人がいることは否定しません。また、外国文化を理解する日本人がいるのも事実でしょう。ですが、それは実際にその国に行き、その文化の中でどっぷり生活、研究をしたうえで理解できるものであって、普通の人が生活していただけでは理解できない概念が多数あるのです。それが言語の違い、文化の違いという大雑把な枠の違いとして言われるのです。
内容が脱線していそうなのでこの辺でやめておきますが、人と人が分かり合う事は素晴らしいことですが、人間というのは実際に生活する感情を持つ生き物です。自分のテリトリーに文化の違いからくる「不作法者」がいれば、生活に支障が出るのですよ。

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