「コンテンツの寿命」について(主にシルクスの塔について)
「コンテンツの寿命」の考え方について、素朴な疑問があります。
現在、シルクスの塔では、未鑑定トームストーンやアラグの時油を狙うために、道中の装備をすべてPASSして、ひたすら周回しているプレイヤーが多いと思います。私もその一人です。
「週に1度しかアイテムを獲得できない」という制限自体は、プレイヤーの周回数を減らすことに一役買う仕組みであり、コンテンツの寿命を延ばすのに一役買っていると思います。その点は、特に問題はないと思っています。
しかし現状は、コンテンツファインダーで出会うプレイヤーの大半が未鑑定トームストーンやアラグの時油を狙っている関係上、「1回のパーティプレイで8人中0人~2人しか目的のアイテムを入手できない」という状態に近いです。
裏を返せば、「残りの6人~8人は、目的のアイテムを入手できていない」ことになります。
たとえばバハムート侵攻編なら、1週間中にクリアするのは1度だけです。しかし、シルクスの塔では、コンテンツ自体を余裕でクリアできているにもかかわらず、目的のアイテムを入手するために何度も周回を繰り返すことになります。
加えて言うなら、週に1度しか報酬を入手できない関係上、「目的のアイテム以外が偶然手に入る」楽しみもありません。
現在の仕様は結果として、プレイヤーのコンテンツに対する「飽き」を加速させ、むしろ「コンテンツの寿命」を縮めているのではないでしょうか。
現状、シルクスの塔を周回しているプレイヤーの多くは、コンテンツの内容自体には飽きており、報酬のみが目的で時間を投じてプレイをしている状態ではないかと思います。
「コンテンツ報酬まで含めて、コンテンツの寿命を設計する」という思想で設計されているにしても、もう少し「プレイヤーの飽き」を加速させない工夫などができないものでしょうか。
レターライブなどで挙がっていた「ランダム性」についても、「プレイヤーのコンテンツに対する飽きを防止するための仕組み」のことではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
(※城塞奪回 ストーンヴィジルのボスに取り入れられた「ランダム性」は、そういう仕組みとしては残念ながら機能していないと個人的には思っています。)