配信者は、著作権についてスクエニさんに個別に許諾を得る必要はありません。
規約上、著作物の二次利用が一定のルールに基づき包括的に許可されているからです。
しかし、配信者は配信の対象とすることについて、被写体に対し許諾を得るべきです。
配信者とスクエニさんとの間でOKであることと、配信者と被写体の間でOKであることは、同じではありません。
何故なら、前者は著作権の話ですが、後者はプレイヤー間における倫理観の話だからです。
この部分の見解・認識がもめるポイントでしょう。
(主張1)
私は、スクエニさんの規約に反しない範囲においては、
個々のプレイヤーは、FF14というゲーム内で人間らしく扱われる権利を等しく有していると考えています。
これは、ハラスメントは罰せられるべきという考え方の根幹であると思います。
「写真・動画を勝手に録られたくない」という権利もこれに含まれます。
但し、「写真・動画を録られたくない」という権利は、スクエニさんに対しては、利用規約上放棄しています。(第9条2項)
これはスクエニさんに対して放棄したものですが、第三者である配信者に対して放棄した事実はありません。
プレイヤー対プレイヤーの関係においては、お互いのアバターを個として尊重するべき。
(主張2)
ハラスメントに関するガイドラインは以下の通りです。
被写体本人に無許可で撮影して配信するなんて「一般的に不適切」です。Quote:
・一般的に不適切と見なされている行為
・過度に第三者を傷つけたり精神的苦痛を与える行為
・人種差別、宗教差別、性的指向や性別差別によって過度に他プレイヤーの人格を踏みにじる行為
TV番組の製作会社が突然やってきてあなたの行動を撮影しだしたら、「おいやめろ」と言うでしょう?
だって、非常識だから。
以上2点が、被写体には配信・放送の許可を得るべきという、私の持論の根拠です。
(映り込みは有る程度許容しないといけないと思っていますけどね。)
そもそも、無条件に放送・配信する絶対的な権利が担保されている訳ではありません。
ただ、著作物の二次利用が許諾されているだけで、それ以上でもそれ以下でもないのです。
スクエニさんの著作権に関する許諾が、自動的・間接的に被写体による撮影の許諾になっている訳ではない。
そこを履き違えてはいけないと思う。
