白のケアル回復量アップ装備は+50%に到達することが可能であり、それに対し赤は現状+43%(アートマ別)までですね。
これを比率にすると150:143=10:9.53となります。
加えてソラスによるストンスキンを(中略)大雑把に1割と考えて11:9.53 (=10:8.66)と計算することとします。
同じ魔法を使うことを前提とするとこれだけしか差がなく、加えてケアルVIや範囲ケアルの使用機会のなさを踏まえると、
10:8は妥当ですね。
状態異常回復や範囲化ケアルもサポで賄えますし、
エスナやサクリファイス、或いは特定の状態異常回復魔法が必要でない場合はあっても、ケアルが要らないということはありません。
そのヒーラーの根幹であるケアルだけで白が赤よりも一段上なのはそういうジョブだからです。
広範な使用可能魔法や所持スキルに、MP回復手段、強力なファストキャスト、上位弱体魔法、自己強化魔法など赤が白に勝る分野は多岐に渡る一方、白が赤に勝る分野は如何程でしょうか。そしてそれらの赤の象徴たる能力が白に実装されましたでしょうか。
赤が割を食っているのは白が強化されたためではありません。MP回復手段や弱体魔法などのアビセアとの相性の悪さです。
MP回復能力や弱体能力の強化、アビセアの仕様を変えるなど、その点での赤の強化はむしろなされるべきだと思います。
白との回復能力の差を埋める形での強化であれば、ヒーラーの席を取り合うだけですし、元来の得意分野の強化がしにくくなります。弱体と回復で住み分けがなされれば、双方の席が出来、不得手な分野で取り合うこともないのです。