レリミシ強化の内容どころか、「レリミシに関してはユーザの方に迷惑をおかけしてすみません、もう少々お待ちください」すら言えない、いや、おそらくは「言わせてもらえない」開発。組織的に、かなり強い圧力の緘口令が敷かれていると感じます。
その一方で、わざわざテストサーバを立ち上げてテスターを募集し、ユーザがバージョンアップデータの検証をしている。つまり、レリミシの強化内容を意図的にユーザに流している。
一方では情報を徹底的に隠蔽し、もう一方は情報を事実上開放している。矛盾していますよね?
敢えてこのような矛盾状態を作るということは、
・多くのユーザにとって衝撃的な内容であって、絶対に事前漏洩したくない情報がある。
・逆に、不満が噴出することは分かっているので、あらかじめテストサーバで情報を少しずつ開放しておいて、ユーザのショックを緩和したい。
のいずれかでしょう。
私は、前者はエンピ武器の弱体化、後者はレリミシの切捨てだと推測しています。
前者の場合、一部のエンピ武器(のWS)が異常に強すぎることは当然開発もわかっていて、しかしそのせいでレリミシの強化調整ができなくなっている。なので、85エンピと90エンピについて、妥当なところまで弱体化する。
(数年前、強化しすぎた両手武器そのものをあっさり弱体化した実績がありますから、これは十分ありえるでしょう。)
但し、今の性能は99エンピで再現するし、レリミシも99になればエンピと互角の性能にする。
そうすると、「別に85でも十分強いしなあ」と思っているエンピユーザに対し、「99まで上げよう」というモチベーションアップをさせる動機付けになる。
99エンピ作成には、今後新しい課金シナリオの購入が必要ということにすれば、スクエニも売り上げが上がりウハウハ。
レリミシユーザも、デュナミスやメイジャンの稚拙な緩和に対する不満は残るものの、性能的にはそれなりに納得できる。
「レリミシエンピについて、性能差をなくす」という、開発の「公約」も守られる。
と、普通に考えればとてもまともな方向性だと思います。但し、「エンピ弱体」となった時点で、エンピユーザおよび作成中のプレイヤーからは大ブーイングでしょう。なので、絶対に事前漏洩したくない。
漏洩したくないから、テストサーバ上のデータは、故意に「エンピはそのまま継続という偽データ」になっている、と考えると、個人的にはものすごくしっくりきます。
後者は逆に、現時点ではレリミシについてテストサーバ上のデータのような強化しかできず、当然レリミシユーザから不満が出るが、敢えて「実データ」としてテストサーバから情報を流し、一方ではそれが確定かどうかについて一切開発が触れないということで、ユーザに一定の免疫力を与えつつも、期待も継続させる。
まだ95なんだから、エンピと並ばなくても、公約違反じゃないよねという理屈(どっちかというと屁理屈)。
私に言わせればこれは犯罪に匹敵する行為だと思いますが、75キャップを突破して以降、あまりにも安易にユーザに迎合し、「FFとはこういうものだ」というポリシーというか、ゲームクリエイターとしてのプライドが喪失したように見えるスクエニですから、こちらも十分ありえるのではないかと思います。
このような状態は、おそらく「いいゲームを作りたい」という開発現場の人間と、お金しか目に入らない経営層の人間との間の確執から生み出されているんだろうなあと思います。
もしこれが本当だとしたら・・・・・先が見えてますね。

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