Originally Posted by
Hiroshi_Minagawa
乱数には、一様乱数や正規乱数といった分布パターンの異なる種類がありますが、
試行回数が増えるほど、理想の状態に収束していきます。
逆に、試行回数(サンプリングの数)が少なければ、乱数列には偏りが生じます。
そして、私達人間が把握できる程度の、ゲーム中の試行回数程度では、
乱数には偏りが生じるのが「正常」なのです。
つまり「乱数に偏りがあるのは、おかしい」という前提が間違っているのです。
勿論、数百万回とか、数億回の試行の果てには、均一に無作為な分布に収束し、
偏りはなくなります。
これを、人間が「実際の出来事を観測」して体感するのは、ちょっと無理があります。
そのため、限られた試行回数で発生した偏りを目にするたびに、
「やっぱ、偏ってるって! 絶対に!」と声をあげてしまうわけですが、
「そうだね、偏ってるね。」としか言いようがありません。
コインを投げて5回連続で表が出ようとも、6回めに表/裏のでる確率は
それぞれ変わらす50%です。
しかし、直感は「こんどこそ」と感情的な期待値の補正をかけてしまい、
結果が表なら「ありえない」と感じ、裏が出たら「やはりな!」と感じやすいものです。
おかしくない事なのにオカシイと直感してしまうのは、
確率が、脳が直感的に期待する因果関係とは、ぜーんぜん関係ない振る舞いするからです。