ジョブガイドに記載されるようになった調整意図において、根拠を「フィードバックをもとに」だけで済ませないでください
	
	
		 Patch 6.2 以降、バトルクラス/ジョブの調整意図が、ジョブガイドに記載されるようになりました。
 前提として、この施策はつよく支持します。
 PLLで仰有っていたように「意図が示されることで納得できることが増えるかもしれない(誤解やそれにともなう不要な反発が減るかもしれない)」ですし、否定的なフィードバックをする際にもより精度の高い意見・議論ができるからです。
 今後も継続し、より推進していってほしい方針です。
 以下、本題です。
 調整の意図(根拠)を示すにあたり、「フィードバックをもとに」だけで済ませるのはやめてください。
 具体例としては、「Patch6.2の調整内容に関して」内に次の2つがあります。
- 竜騎士の「プレイヤーの皆さんからのフィードバックをもとに、ジャンプおよびハイジャンプを実行した場合のミラージュダイブへの置き換えを撤廃しました」
 
- 占星術師の「プレイヤーの皆さんからのフィードバックをもとに、マイナーアルカナで引いたカードアクションを、クラウンプレイではなくマイナーアルカナに対して置き換えるように変更しました」
 
 (ねんのため述べておきますと、このふたつの調整内容そのものについて、当スレッドで議論するつもりはありません。それは各ジョブごとの議論だからです。このスレッドは、あくまでジョブガイドに記載されるようになった調整意図の書き方について意見するものです)
 この説明の仕方をやめてほしい理由は、おおきくは次の2点です。
- 具体的にどのようなフィードバックがあり、それを受けて具体的にどのような意図のもとにおこなった調整なのかがまったく明らかではありません。明らかではない以上、「納得できることが増える」目的も、「調整内容に対するフィードバックの精度を向上させる」効果も、ほとんど期待できません。
 
- フィードバックに対して妥当性をどのように検討したのかが明らかではありません。たいていのジョブのたいていの論点は賛否をともなうものであり(フォーラムのスレッドやPLLでのコメントなどを見るかぎりそうだと思っています)、当該調整箇所(調整前)への肯定的なフィードバックも否定的なフィードバックも、それぞれ多様にあったことだと思います。そのなかで、実施した調整の根拠として、どのようなフィードバック群をどのように検討したのかが語られないまま、単純に「フィードバックをもとに」の一言で済まされてしまうと、(説明もないまま)「採用されたフィードバック」「採用されなかったフィードバック」があったことになります(納得しづらい)し、今後どのようにフィードバックしていけばよいのかもわかりづらいです。
 
 そもそも調整というものの根拠となるのは、大別して「プレイヤーからのフィードバック」「開発・運営側の統計や計算」「今後のアップデート計画のための準備」「過去のアップデートの不備の解消」くらいしかないとおもいます。
 これらのような大まかすぎる粒度での根拠を意図として示されても、それは“何も言っていない”こととほとんど変わりません。
 (これは憶測になりますが……、Patch6.2・Patch6.21の各調整のうち、ナイト・戦士・リーパー・賢者あたりのものは、すくなからず“プレイヤーからのフィードバック”を考慮していると推察しますが、その説明は「フィードバックをもとに」で済ませるのではなく、もっと踏み込んだ記述がされていると思います。あれらのような書き方を進めていってほしいです)
 いまのところは「置き換えを撤廃」「置き換えるように変更」くらいの(数値的バランスに影響しづらい)調整にしか「フィードバックをもとに」の言い回しはつかわれていないので、おおきな問題にはなっていないかもしれませんが、今後の(開発とプレイヤーの双方にとって)より効果的なコミュニケーションやフィードバックのために、この段階で意見を述べておきたく思います。