ライターとキャラクターの視点の分離ができていないこと、結論ありきで話が進み没入感がないこと、テキストの分量に対し必要な情報が少なく冗長なこと……不満を挙げるとキリがないですが、これだけは看過できないことがあります。
終盤のカットシーンに「FF9の曲」を使わないで欲しかったです。いくらFF9の要素を盛り込んでいるとしても、このゲームは「FF14」です。「FF9」ではないんです。
特にレベル98の最後のクエストで使用された曲は、FF9では悲しみの中にあってそれでも進む決意をするシーンで流れる大事な曲です。それを要素は取り入れているけれど違う背景のゲームの違う意味合いのシーンで使わないで欲しかった。
以前にも過去作の曲を使ったクエストはありましたが、カットシーンも凝っていてそこまでの流れもよく練られていて、敬意を感じられたので受け入れることができました。ですが今回は深い憤りと悲しみを覚えています。
たかが曲くらいで、過去作のファンへのサービスなんだから、と言われるかもしれませんが、楽曲はゲームの感動と強く結びついていると私は思います。過去作の曲を使うということは、「過去作の感動を借りる」ということです。黄金の見せ場だというならそれにふさわしい黄金の曲を使うべきではないでしょうか。
どうか今後はよく考えて「FF14のストーリー」を作ってください。
