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-あらすじ-
主人公は人力車夫の海蔵で、友達の牛ひきの利助といつも山道を通って町に仕事に行っていました。ある日、のどが渇いたので牛をツバキの木につないで少し先の滝まで水を飲みに行ったら、牛がツバキの葉を食べて地主に怒られてしまいます。
海蔵は「ここに井戸があったらなあ」と思って、最近山林を売ってお金がある利助に「おまえみんなのために井戸を掘ってくれないか」と頼みますが、利助は「なんで俺のお金でそんなことをしなけりゃならない」と断ります(当たり前だ)。
今度は海蔵は、「ここに井戸を作りませんか」と募金箱を置いてみます。
でも誰もお金をいれないし、見ているとおばあさんが「お地蔵さんもないのになんで賽銭箱があるんやら」と訝しがってるだけです(当たり前だ)。
最後に海蔵は、好きなお菓子を止めてお金をためて、自分で井戸を掘るお金を貯め、地主を説得してそこに井戸を作りました。
海蔵はその後、日露戦争に召集されて、山道を歩いていると、自分が作った井戸でみんな水を飲んでうれしそうなのを見ました。自分はいい仕事をした、と満足して戦地に赴き、そして帰ってきませんでした。
Aconitine氏は、人のお金をあてにして頼んだり賽銭箱を置いたりしている段階の海蔵だとしか思えない。