ご要望ですが、技術的には可能です。
実際に、βテストの途中までは小数点1桁までの指定と動作ができていましたが、
新生XIVの運営初期段階の設計方針として、一旦精度を落とす判断をしました。
理由は、開発側で定めた「マクロ機能の役割」を越える利便性を懸念したためです。
マクロ機能に関するXIVの方針
- マクロを「使わなければならないもの」にはしない。
- そのために、「人間が操作するよりも、確実に最短、最適な行動が取れる」のはNG
- 最短、最適ではないが、どうしても操作が覚束ない人が「確実」に操作するための
支援機能として使える機能にする。
- 実行の判断はプレイヤー。マクロが自律判断する機能は導入しない。
例:分岐命令、条件(PCの状態や敵のHP状況で発動させる、など)判定は実装しない
Waitの精度の高さは、上記の(2.)について懸念から、精度を整数秒に制限しました。
上記の方針とは違う設計思想のゲームも当然あります(
*)し、
プレイヤーの嗜好によっても考えが合う・合わないが分かれてくる部分ですが、
今のXIVにはこの方針が適していると、我々は考えました。
当然、「未来永劫、精度は落とさぬッ!」という訳ではありません。
PvPや大規模IDの動向を見つつ、都度適した調整を継続していきますので、
引き続き、前述のマクロ方針を頭の片隅に留めていただきつつ、ご意見・ご要望を頂けましたら幸いです
(*)例えば、FINAL FANTASY XIIのガンビット・システムは、FFXIVではNGです。
操作の支援・補助機能としてのマクロ(XIV)と、
行動戦術を事前に組む事そのものが「遊び」のガンビット(XII)では、
目指す目的が異なるわけです。