クラフターと比較をするのは適切ではないように思います。
クラフターの獲得経験値は、素材を揃える手間暇を込みで計算しないとつじつまが合いません。
その仕組み上、「ギル捨て」で上げれば、クラフターのレベル上げが早いのは当然のことで、それさえも「そのギルを稼いだ時間」を考慮に入れなければ、フェアな計算になりません。
「現地に赴いて、武器(道具)を構えれば、あとは飽きるまで経験値が入る」
という点で、ギャザラーの獲得経験値は戦闘職のそれに類似しています。
比較をするなら、戦闘職で、雑魚敵を狩った時の経験値と比較してどうか、という話でないと。
Lv.36の戦闘職がありませんので、想像でものを語りますが、この二者で比較すれば、おおむね同程度の「獲得経験値/作業」比でバランスを取っていると思いますよ。
問題は別のところにあります。
戦闘職の経験値稼ぎが、基本的には「戦って敵を倒す」という内容のバリエーションにすぎないとしても、そのバリエーションが豊富に用意されていることで、いろいろと目先が変わって気分も変わります。
それによって、一番の大敵である「飽き」を効果的に防いでいます。
ギャザラーにはそれがなくて、戦闘職で言うなら「雑魚mobをひたすら狩るだけでレベル上げをしなさい」と言われているようなものです。
旧FF14でも、ギャザラーは「仙人」と揶揄されましたが、システムが変わっても、この本質は何も変わっていません。
ギャザラーにも、もっとコンテンツを。
安易な「獲得経験値の調整」でお茶を濁すようなテコ入れ策が来ないことを、切に願います。