裁縫や革で戦闘によって素材を得る。そのぐらいならまだわかります。
(まあ供給バランスがギャザラーと比べてかなり悪いのは確かですが。)
が、哲学は全然別の話です。
フリースやダイアマイトは、多少高くてもまあ一応マーケットが
機能しているといえる範疇でしょう。
では哲学素材は? というと、正常に機能しているとは言いがたいです。
あんなにぶち抜いて高い素材では、流通が滞ります。
比較的手が届くところで出ている☆2レシピの品物は、終了版から
持ち越したアイテムぐらいでしょう。
調達手段がバリバリの戦闘である上に、しかも要求量が半端ない。
戦闘で獲得する、あるいはギャザクラ活用形だけど要求量が多い・ないし難易度が高い、
という片方でなら、まだマーケット活用でなんとかなるでしょう。
が、両方揃うとほとんど手が付けられません。
特に哲学は、素材にしてギルを得るぐらいなら、さっさと欲しいDLを
直接手に入れるでしょう。だから、たまにマーケットに出ても、やたらと
高い値段がつきます。
これを使って製品を買える人は、新生で新たに稼いだギルではなく、
終了版の遺産を持っている人でしょう。
また、素材の流通そのものも、たまたま終了版で買っていた、
あるいは使い残しの半端、というのがまだかなりの部分があると思われます。
レリックなどを狙うようなカンストプレイヤーがギルを貯める理由は、ハウジングがない今、
テレポ・修理代と、装備を買うためです。
後者は現時点、ギルを仲立ちにせず、IDドロップか哲学・神話でまかないます。
全くマーケットは関係ないわけです。手持ちのギルは、レガシーの場合終了版の
遺産を取り崩す、というケースが大半を占めるでしょう。
元々のIDドロップとクラフターアイテムの関連の設計ミスという話もありますが、
哲学を仲立ちにするというのはその失敗の最たる例ではないかな、と思います。